任天堂が次世代ゲーム機『Nintendo Switch』の映像次世代ゲーム機『Nintendo Switch』の映像を公開しました。
『Nintendo Switch』は、開発コード『NX』と呼称されてきた任天堂の次世代ゲーム機です。先日に公開された映像にて、ついにその姿が明らかとなりました。
家庭用の据置型ありながら、本体を持ち出し携帯ゲーム機に「スイッチ」してゲームを楽しめるという新たな体験を提供するゲーム機となっています。
今回こちらを紹介したのは、同ゲーム機の紹介映像に『スプラトゥーン』を使ったeスポーツ競技的なシーンが登場していたためです。
該当のシーンは2:26頃から。ユニフォームを身に着けたゲーミングチームが、大観衆で埋め尽くされたアリーナにて『スプラトゥーン』で対戦を行なうシーンを確認することが出来ます。
当サイトをチェックしてくれているような方は映像を見て「eスポーツだ!」と心が躍ったのではないでしょうか?
任天堂と「eスポーツ」というとあまりイメージがないかもしれませんが、同社は少しずつそのような取り組みに力を入れてきています。
ここ最近にフォーカスすると、Nintendo of Americaが2014年7月に格闘ゲームの世界大会『Evolution 2014』のスポンサーとなった他、E3にて招待制トーナメント『Super Smash Bros. Invitational』を開催。こちらにはプロゲーマーを含む世界のトッププレーヤーが出場しました。『Pokémon World Championships』という世界大会も開催しており、こちらは長年に渡る歴史があるようです。
Nintendo of Europeは、2016年8月に世界最大級のeスポーツカンパニー『ESL』と提携し、「ESL Play」プラットフォーム上にて『Splatoon』のオンライン大会を6ヶ月に渡り開催中です。
日本では、昨年に続き『スプラトゥーン』の全国大会『第2回Splatoon甲子園 2017』が進行中です。
任天堂のブランド的に「eスポーツ」という言葉を全面的に押し出したような展開はあまり想像出来ませんが、先のような事例が積み重ねられてきているため、今後「eスポーツ」的な展開に取り組んでいく可能性は高いと見て良いのではないかと思います。そもそも、やろうともしないことを新型ゲーム機の紹介映像に入れるというのもおかしな話だと思いますし…。
また、任天堂とは別の話になりますが、10月20日には「Sony Interactive Entertainment」が「ESL」と手を結び『Playstation 4』の『NBA 2K17』を競技ゲームとした『NBA 2K17 Major Tournament』を開催することを発表しており、家庭用ゲーム機でのeスポーツ展開が勢いを増しそうな状況となってきています。