NHN ハンゲーム株式会社が展開するオンラインFPS『BLACK SQUAD』のプレスカンファレンスが実施され、今後の展開について明らかにされました。
プレスカンファレンスは東京都内のNHNハンゲーム株式会社社内にて、10月8日(土)に実施されました。
会場はゲームをモチーフにミリタリーな装飾が施されていました
プレスカンファレンスは1部が開発者や運営プロデューサーが参加してのプレゼンテーション、2部がプロゲーミングチームによる対戦イベントという形式で進行されました。
グラビアアイドルの鈴木咲さん、お笑い芸人のジョーク東郷さんが担当。ぶっ飛んだアクションや発言で会場を沸かせるジョーク東郷さん、それをうまく組み込みながら話を進めていく鈴木咲さんというバランスがなんとも言えず絶妙でした。
鈴木咲さん
ジョーク東郷さん
プレゼンテーションには、『BLACK SQUAD』日本運営プロデューサー「NHNハンゲーム株式会社」久東謙太氏に加えて、開発を担当した韓国「NS Studio」のプロジェクトマネージャー・パク・ジュンホ氏、ディレクター・イ・ムンイル氏も駆けつけ、その魅力や日本展開への意欲について語りました。
パク・ジュンホ氏 (NS Studio プロジェクトマネージャー)
イ・ムンイル氏 (NS Studio ディレクター)
イ・ムンイル氏によると、『BLACK SQUAD』は2年の開発期間を経て2014年8月にβサービスを開始し、「韓国で最も進化したFPS」という評価を受けて、2015年には韓国ゲーム大賞のオンライン部門の受賞を達成。韓国シーンではプロゲーミングチームも参加する公式大会がすでに4回開催されており、第5回大会の実施もすでに決定しているとのこと。
インドネシアでは6月9日より実施されたクローズドβでは同時接続数2万人、その後に実施した正式βテストには50万人が参加し同時接続数は10万を突破するなどかなりの盛況になっているとアピールしました。
イ・ムンイル氏はこの要因について、『BLACK SQUAD』は軽くてストレスのないプレーしやすいシステム、バランスの取れたマップなど、有名韓国産FPSの開発を手がけてきたNS Studioのノウハウが凝縮されていることを挙げていました。
国内展開については、日本運営プロデューサーの久東謙太氏が説明。
『BLACK SQUAD』はオンラインFPSに求められる全ての要素を組み込んだ上で、わずらわしい武器の修理要素排除、永久制武器を入手しやすくする他、照準の豊富なカスタマイズや細かなマウス関連設定インターフェースの提供など、親切設計ともいえる内容がデフォルトとなることが説明されました。
韓国ではeスポーツ展開に力を入れる『BLACK SQUAD』ですが、日本でも年内中に公式大会を実施する計画です。オンライン、オフライン、賞金などの規模については現状まだ明らかにすることは出来ないとしながらも、可能な限りの要素を取り入れ徐々に拡大していきたいとの意向でした。
競技重視というのは当サイトを見ているような人からすればうれしい展開ですが、競技人口を増やすために初心者がゲームに参加しやすいというのもゲームとしては絶対に必要な要素です。
こちらについては、基本を学べるチュートリアルモード、最大32人の大人数で気軽にプレー可能な「バトルモード」、ゲームのプレー内容に関連して付与される200種類の称号といったやりこみ要素を提供する事で初心者でも楽しめるサービスにしていくと語っていました。
どのようなゲームなのかは実際に自分でプレーしてみるのが一番ということで、特典付きのクローズドベータが10月27日(木)~30日(日)の15~23時に実施されます。
こちらは誰でも参加可能で行なうため、FPSに興味がある人は必ず10月12日(木)からの応募に登録してほしいと力強くコメントされていました。
競技を重視したFPSということもあり、『BLACK SQUAD』はドスパラのゲーミングPC「GALLERIA」シリーズ、EIZOのゲーミングモニタ「FORIS FS2735」、HORIのゲーミングデバイスブランド「EDGE」シリーズとコラボし、これらの製品にゲームで使用可能なゲーム内アイテムや称号が特典として付属する推奨タイアップが年内にスタート予定です。
今後の展開については、『BLACK SQUAD』公式サイトやTwitterアカウントをチェックしてみてください。
カンファレンスではプロゲームチーム DetonatioN Gamingと SCARZによる『BLACK SQUAD』の真の最強広報チーム決定戦も行なわれました。こちらについては以下をご覧ください。