Fnaticの黄金時代を築き上げたCounter-Strike1.6チームのAWPerとかして活躍したHarley “dsn” Örvall 氏が中国CS:GOチームB.O.O.T.のコーチに就任しました。
dsn選手は2003年から競技を初め、現在はFnaticのChief Gaming Officerを務める親友の Patrik “cArn” Sattermon氏、いまも現役で当時は若手だった Patrik “f0rest” Lindber選手、 Richard “Xizt” Landstrom選手、 Christopher “GeT_RiGhT” Alesund選手といった達と共にプレーしていたこともあり、GameGune、 e-Stars Seoul、 Intel Extreme Masters European Finals といった世界大会を制し2011年にそのキャリアを終えました。
その後は台湾の大学で勉学に励んでいましたが、この度 B.O.O.T.でコーチに就任することが発表されました。
この度、中国チーム B.O.O.T.のコーチとしてCounter-Strikeにカムバックしたことを本当に幸せだと感じています。
B.O.O.T.には成し遂げたい明確なビジョンがあります。改善したトレーニングメニューとハードな練習によって、前進するための向上プロセスをスピードアップ出来るでしょう。
私にとって現時点で中国eスポーツチームの一員となったことは本当にエキサイティングです。上海に移り住むことは、中国語を流暢に話すことが出来るようになるという9ヶ月前に立てた個人的な目標にとってもメリットがあります。
B.O.O.T.のCounter-Strike: Global Offensiveチームは4ヶ月前に設立され、5人の有望な中国人選手で構成されています。
チームはすでに中国のベストチーム達と競い合っていますが、経験不足によりゲーム内でのアドバンテージを活かすことが出来ず、結果は不十分なものでした。
私たちはHarley(dsn)氏のゲームにおける幅広い知識に感銘を受けました。彼の経験と物事に対する解析のアプローチはチームが前に進むための価値ある強みになると信じています。
dsn氏が B.O.O.T.でコーチをやるらしいということは海外コミュニティで9月に入る前後から話題となっていましたが、これまで公式かつ明確なソースがない状態でした。
個人的には非常に興味のある話題だったので、dsn氏と親交がある DeToNator CS:GO部門コーチの Noppo氏に9月中頃にお会いした際に本件について質問してみたところ、「本人からそういう話を聞いています」ということでした。その時から公式情報が出るのが楽しみでしたが、今回の発表でこの文章を書くことが出来てうれしく思っています。
Last night!
Me, Sase(SC2) & DSN(CS1.6) pic.twitter.com/GDTs6ut7Mt— noppo (@noppo_cs) 2013年12月15日
dsn氏はこれまで台湾の大学で勉学に励んでいたとのことなので中国語もある程度出来るようです。今後、オンライン大会で日本チームと B.O.O.T.が対戦するような機会もあるかもしれません。cArn氏率いるFnaticとの対戦が実現する日も楽しみです。