『東京ゲームショウ2016』にて、『Overwatch』の『日本vs台湾 国際エキシビションマッチ』が実施されました。
Overwatch『日本vs台湾 国際エキシビションマッチ』は、『東京ゲームショウ2016』のインテルブースにて実施され、『JCG Overwatch Master 2016 Summer Finals』チャンピオンの DeToNator と、ライバルチーム ahq e-sports clubが対決しました。
DeToNator: YamatoN, Siorin, XQQ, delave, SPYGEA, StylishNoob
ahq e-sports club: Danny, Zonda, EDIBOSS, Xargon, Lilgho, Gura
実況はゲームキャスターの StanSmith氏(下記写真左)、解説は Overwatchのプロゲームチーム RJ MaVeNickに所属する zelunyan 選手(下記写真右)が担当しました。
エキシビションマッチは3セット2本先取で勝利となるBest of 3形式で対戦が実施されました。
試合開始前にドグマ風見さんによるコイントスが行なわれ、マップ選択権は DeToNatorとなり、1試合目はエスコートマップ「DORADO」での対戦となりました。
エスコートマップはお互いにペイロードと呼ばれる乗り物を目的地に到達させることが出来るかを競い合うルールで実施されます。
先攻は ahq e-sports clubが取り、素晴らしい連携でペイロードを押し進め2つのチェックポイントを通過させましたが、最終到達地点では DeToNatorが負けじと堅い守りを見せペイロードの目的地点到達を阻止。
DeToNatorは後半で ahq e-sports clubが記録した69.91メートルよりもペイロードを進めることが出来れば勝利でしたが、 Zonda選手のマクリーが4連続キルするなどこちらも素晴らしい守りをみせ、目標地点到達ならず。 DeToNatorの方が数メートル差で記録におよばず1マップ目敗北となりました。
試合後、ドグマ風見さんは「台湾チームは声がものすごく出ていた」とチームコミュニケーション能力の高さを指摘していました。
2試合目はコントロールマップでの対戦。
こちらは1つの拠点を占拠したあと、奪い返されないように守りながらゲージを先に100%まで伸ばすことが出来れば勝利。
ahq e-sports club はスキルゲージが100%になった時に使用できるアルティメットスキルを使うタイミングが絶妙で、効果的にスキルを運用し DeToNatorを封じ込めていました。
4回行なわれたコントロールマップ対戦のうち、1回は共にゲージが99%の状態であと1%を奪い合う白熱した試合となり DeToNatorが勝利しましたが、スコアは 3-1となり ahq e-sports club が王手をかけました。
3試合目はハイブリッドマップ「NUMBANI」にて、ペイロードを確保したあとに目的地までを運ぶことを競い合うルールで対戦が行なわれました。
こちらのマップも本日絶好調の ahq e-sports club がペイロードを一気に目的地まで到達させ俄然有利に。
ahq e-sports club がタンクヒーロー3人を揃えた守りの構成をみせると、 DeToNatorはXQQ選手が対策としてリーパ―を選択し4人キルを達成するなど、お互いに相手の構成に合わせたクラス変更を繰り返しながら攻防を繰り広げました。最後はギリギリで見事に守り切った ahq e-sports club がトータルスコア3-0で勝利となりました。
この後は時間に余裕があったため、交流戦の形で時間の許す限りの試合が続けられました。
試合の詳細については、下記の配信アーカイブをぜひご覧ください。
Twitch 配信アーカイブ