プロゲームチーム mousesports が「Overwatch」部門の設立計画を発表しました。
mousesportsの「Overwatch」部門は、34歳のベテランプロゲーマー Klaus “Fragm” Wiedemann氏がリーダーを務めチームを構築していく計画です。
同氏は、2004年に開催された『CPL Summer 2004』の「Unreal Tournament 2004」Team Death Match部門に SK Gamingの一員として出場し優勝し世界王者となった実績を持ちます。
『Overwatch』は多数のプロチームが次々に参入し、既存の有力チームや選手の獲得競争が激化していますが、mousesportsはこの争奪戦には重きを置かず、チームの哲学を優先し、時間をかけたチーム作りを行なう方針を打ち出しました。
mousesportsは選手を定期的に入れ替えることを決して好まないチームです。mousesportsには、11年に渡り在籍し、様々なゲームで活躍している選手もいます。
klaus(Fragm)は「Overwatch」の参入プロジェクトを率いるのに最適な人物です。彼は長期に渡るmousesportファミリーの一員であり、eスホーツにおいて頂点に到達する術を知っています。彼に優るmousesportsのブランドアンバサダーは存在しません。
Overwatch部門のメンバーはまだ決定していません。私はチームを編成するためにスキルだけでなく人間性もチェックしていきます。このアプローチは、mousesportsの哲学に最も適しています。
私たちはまさにナチュラルにフィットします。mousesportsはベルリンをルーツとすることを私と同じくらい大切にしています。私の野望は世界一を競える圧倒的なドイツチームを作り上げることです。これはタフなチャレンジですが、実現することを本当に楽しみにしています。
Fragm選手は2004年頃に活躍したということで、プロゲーマーのレジェンド Johnathan “Fatal1ty” Wendel 氏と同世代のプレーヤーになります。Fatal1ty世代のプロゲーマーが現役として参入してくる『Overwatch』の人気恐るべし…。
また、チーム哲学を優先する今回のチーム作りの方針は、所属選手からの信頼が厚い伝統あるmousesportsらしく好感が持てます。