日本のプロゲームチーム『SCARZ』が『Overwatch』部門の設立を発表し、メンバーの公募を開始しました。
チーム公式サイトでの発表によると、現在最も勢いがあり、リリースされてから日にちも浅く世界と差が少ない状態からスタート出来る『Overwatch』に将来性を感じ、同タイトルへの設立を決定したとのこと。
公募は、個人またチーム単位で行なわれており「エントリー選考」「スタッフ面談」「トライアウト」「代表面談」の4段階を経て採用が決定されます。
募集対象
今回の選考では、これまでのプレージャンルを共に優先採用の制度が設けられており、FPSプレーヤーは「オフェンス/ディフェンス」、「MMORPG/MOBA」プレーヤーは「タンク/サポート」ロールでアドバンテージを得ることが出来るそうです。
FPSプレーヤーはより操作性を求められるロール、MMORPG/MOBAは操作性よりも頭脳的な判断が出来るロールで優遇されている印象でしょうか。
応募は7月10日まで受付けられます。
日本プロチームでは、 DeToNatorがベータ期間から部門を新設し台湾の公式イベントに参加するなどの活動を展開。さらに、 Rascal Jesterも先日6名の選手を獲得し部門を設立。
DetonatoN GamingとSCARZがメンバーを公募中となり、現在4つのプロチームが『Overwatch』に参入している状況です。
『Overwatch』は製品発売後のベータ版の参加数が970万人以上、有料の正式版リリースから3週間ほどでプレー人口が1,000万人を超えるなど驚異的な勢いを見せています。
さらには、『JCG』が国内でプロリーグの設立を含む積極的な展開を発表しています。
今後も『Overwatch』の競技シーンには、プロチームや強豪プレーヤーをそろえたチームが続々と登場してくる可能性が高そうです。