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『AVARST2016 Season1』でDeToNator(爆破部門)、Conclusion(護衛部門)が優勝

AVARST2016 Season1

5月28日(土)、29日に開催された『AVARST2016 Season1』オフライン決勝大会で で Japan DeToNator(爆破部門)、Japan Conclusion(護衛部門)が優勝となりました。

AVARST2016 Season1

『AVARST2016 Season1』のオフライン決勝大会は、前回大会で上位入賞した「Aランカー」と予選通過チームが出場し、「爆破」と「護衛」の2部門制で実施されました。

順位

爆破

  • 1位: Japan DeToNator – 30万円、Aポイント 70、AIC2016出場権
    • SyaNha1、Ak~ayS、Saih4tE、RobiN、するがモンキー
  • 2位: Japan Requish – 15万円、Aポイント 40
    • Nemcy、MikaaN、Xtyle、Melofo、Siotan
  • 3-4位: Japan F4E Aポイント 30 or 20
    • Forza.Taki、Apina..、ボボボーボ*ボーボボ、rion.∙‿∙.⋈、Clutch_Fi
  • 3-4位: Japan Galactic Aポイント 30 or 20
    • てっこぉ、sTy4N.、Meguro.、pinck*、越乃白椿_

DeToNator
JapanDeToNator : Ak~ayS、するがモンキー、SyaNha1、Saih4tE、RobiN

Requish
JapanRequish : Melofo、Xtyle、MikaaN、Nemcy、Siotan

優勝した Japan DeToNatorは6月末に台湾で開催が予定されている国際大会『AVA International Friendly Match 2016』の出場権を獲得しています。

また、上位4チームには、12月に開催される世界大会『AVA World Championship 2016』の日本代表選考に使用される「A-Point」が付与されました。
公式サイトの表記では、3位が30ポイント、4位が20ポイントなっていますが、今回順位決定戦は無かったので実際にどのような配分になるかは改めての発表で確定となります。

護衛

  • 1位: Japan Conclusion – 30万円
    • ジョーバ、KqGe*tan、同級生がババァ.、ダル猫、HalcyoN…
  • 2位: Japan DeToNator – 15万円
    • NikoF4r1S、Raz_Berry、CrazySam、*YamaU*、永久の眠り
  • 3位: Japan Recycle
    • さくたろう..*、keiya*、亞弐鬼、なつゆめ、やばちんのたこ焼き

※5/28(土)に行なわれた護衛部門には残念ながらお伺い出来なかったため写真がありません

爆破部門はオフライン慣れした強豪チームによるハイレベルな戦いが繰り広げられる

決勝

  • Japan DeToNator [3-0] Japan Requish
    • Japan DeToNator [7-5] Japan Requish (BLACK SCENT)
    • Japan DeToNator [7-5] Japan Requish (ASLAN)
    • Japan DeToNator [7-4] Japan Requish (FOX HUNTING)

準決勝

  • Japan Requish [2-1] Japan Galactic
    • Japan Requish [7-4] Japan Galactic (CANNON)
    • Japan Requish [5-7] Japan Galactic (DUAL SIGHT)
    • Japan Requish [7-1] Japan Galactic (FOX HUNTING)
  • Japan DeToNator [2-1] Japan F4E
    • Japan DeToNator [6-7] Japan F4E (INDIA)
    • Japan DeToNator [7-2] Japan F4E (DUAL SIGHT)
    • Japan DeToNator [7-4] Japan F4E (ASLAN)

爆破部門のDay2には、2グループに別れてDay1にて実施された総当たりのリーグ戦を勝ち抜いた4チームが出場。

今回出場した4チームは、各選手が常に細かく自身が確認している状況を報告し、指揮官がそれを元に指示したり、グレネードの投げ込みや飛び出しにおいても毎回かけ声でタイミングを合わせることを徹底していたりと、チームとしての動きが非常に洗練されている印象でした。

また、ラウンド獲得後にはハイタッチをしたり大声を上げることでチームの士気を挙げたり、良くないムードになれば「声を出してこう!」という一声が飛び出したりと、オフライン大会の常連ならではの光景を多数目にすることが出来ました。

Galactic – 細かな報告をしてのチームプレー

F4E – ラウンド獲得後の士気上げ

準決勝を勝ち抜き、決勝に進出したのは Japan DeToNatorと Japan Requishの決勝常連2チーム。

DeToNator

Requish

Japan Requishは、冷静な Japan MikaaN選手の指示を元に各選手が連携して動き、Japan Xtyle 選手や Japan Siotan選手がキルやナイスプレーが飛び出すと大声でチームのテンションを上げ一気に流れに乗っていくという展開がよく見られました。

対するJapan DeToNatorは、個人的な印象としては台湾プロリーグで圧倒的な力で勝ち進んだ様子と比較すると、Japan F4E戦、Japan Requish戦共に逆境となる状況も多くかなり苦しい戦いであったという印象。これは、台湾で専用の練習場で日々練習する生活をおくったり、台湾のプロ達と戦っているのにもし負けたら…というプレッシャーも大きく影響していた事もあるかと思います。

そんなJapan DeToNatorはラウンドを落とした後も「ここが悪かった」「次はこうしよう」など改善すべき点をチームメイトに対して悪印象にならない形で伝えながら、徐々にラウンドを奪い返し最終的には逆転勝利という流れでゲームを制していきました。

後に話を聞いたところ、「その場での細かな対策というよりも、きっちり切り替えることを意識してプレーしていた」とのことで、崩れそうな状況を持ち直していく強さというものがチームに根付いたという印象を受けました。これは、毎週実施される台湾プロリーグのオフライン対決というものが活きているのではないかと思います。

DeToNator優勝の瞬間

Japan Requishの方はかなり悔しかった様子で、ガックリと崩れ落ちる結果に。

Xstyle

各チームともにうれしさや悔しさはつかの間、次の公式大会で勝利を掴むことを目指しまた新たな一歩を踏み出すことになります。

ちなみに、試合後にDeToNatorメンバーに久々の日本チームとの対戦について聞いてみたところ、「台湾はエイミングや個人スキルでごり押ししてくるのに対し、日本は作戦やグレネードを上手く使ってくるスタイルという違いがあった」と釈迦選手。

S.Monkey選手は「台湾は強い、日本は上手いという印象ですね。」と非常にわかりやすい例えをしてくれました。

配信アーカイブ

大会写真

DeToNatorは6/5(日)台湾プロリーグ決勝、6月末に国際大会出場へ

今回の優勝により、DeToNator6月末より開催される国際大会『AIC2016』の出場権を獲得しました。この大会は、昨年同様のレギュレーションであれば、優勝すると世界大会『AVA World Championship 2016』にAポイントの獲得数と関係ナシに出場できるという非常に重要な大会となります。

また、DeToNatorは来週日曜日には台湾プロリーグ決勝戦に出場する予定となっています。チームは決勝に備えるため、明日に台湾へと出発予定とのことでした。

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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