compLexity Gaming が Call of Duty 部門に所属する Jevon “Goonjar” Gooljar-Lim 選手のP-1Aビザ取得を発表しました。
「P-1 Athletic Visa」はアメリカでスポーツ選手を対象に発行されるビザで、ゲームプレーヤーにおいてはこれまでに「League of Legends」およぴ「StarCraft II」等のプロゲーマーに対して承認された実績があります。
今回新たに、「Call of Duty」シリーズのプロゲーマー Jevon “Goonjar” Gooljar-Lim 選手 にも同ビザ取得が承認されたとのこと。
Excited to secure one of the 1st @CallofDuty P1 Athletic visas! Congrats to @Goonjar. #coLofDuty https://t.co/MKvdDvla8D— Jason Lake (@JasonBWLake) May 24, 2016
So grateful for everything that @compLexityLive has done for me — coL Goonjar (@Goonjar) May 24, 2016
本件について、チームは公式サイトで以下のように発表しています。
Jevonと契約する時から彼がアメリカのLANイベントに確実に参加できるようにするとは非常に重要であるとわかっていました。
私たちはP-1Aビザの取得を確実なものとするために最優先事項としてActivision/Blizzard、ESL、法律事務所のMcCown & Evansと共に取り組んできました。
P-1Aビザの承認により、Jevonは今後のイベントにおいてアメリカに入国することに何の心配も無くなりました。
この結果が、より多くのCall of DutyプレーヤーのP-1Aビザ取得を促進し、国際競争の障壁を減らすことになることを願っています。
P-1Aアスリートビザが承認された初のプロフェッショナルCall of Dutyプレーヤーとなるために尽力してくれたcompLexity Gamingに感謝します。これはチームの手助けなしには実現することは出来ませんでした。将来もcompLexity Gamingと共にプレーしていくつもりです。
アメリカでは過去にプロゲーマーのビザ取得が認められず、大きなトーナメナントに有力チームや選手が出場することが出来ないという問題が多数発生しています。
この問題を解決するために、ゲームをスポーツとして認め、プロゲーマーに対してスポーツ選手と同じくアスリートビザを発行することを嘆願するオンライン活動がホワイトハウス公式サイト上で行なわれ、見事に目標の10万投票を獲得し、今後公式見解を得られる状況となっています。
日本においては、海外から日本のプロリーグに出場するために来日したプロゲーマーに対して興行ビザが発行される事例が今年から登場しています。
【ご報告】DFM所属韓国人選手(DFM Eternal選手並びにDFM Catch選手)に対し東京入国管理局より正式に興行ビザ基準省令3号、アスリートビザを取得しました。https://t.co/WdMOOgIcKz pic.twitter.com/RR2d2EJ4DD— DetonatioN Gaming (@team_detonation) March 30, 2016
LoL部門にAeonBlast選手が加入したことを発表いたします。
また、興行ビザ 基準省令3号(アスリートビザ)を取得したことも併せてご報告いたします。 pic.twitter.com/jHWbPYMdla— Unsold Stuff Gaming (@UnsoldStuff) May 19, 2016