『CS:GO Major Championship』の賞金総額が25万ドルから100万ドルに大幅増額されることが公式ブログにて発表されました。
現在までに、CS:GOのプロシーンは高額な賞金を伴う国際大会が世界各国で開催され、多くの観客やファンを引きつける世界最大級のeスポーツタイトルへと驚異的な勢いで成長。
これを受けてValveは、2016年3月29日からアメリカで開催される『MLG Columbus 2016』から、各CS:GO Major大会の賞金を25万ドルから100万ドルへと増額することを発表しました。
『CS:GO』の開発元Valveは2013年に開催された『2013 DreamHack SteelSeries CS:GO Championship』からメジャー大会に賞金25万ドルを提供し、『CS:GO Major Championship』シリーズとしてこれまで開催を継続してきました。
これらの賞金は、コミュニティがゲーム内で購入した「e-Sports Case」アイテムの売上から配分が行なわれています。
公式ブログに掲載されているデータによると、2016年1月におけるCS:GOのユニークユーザー数は「1035万9267」人。
Steamでは、『Dota 2』に続く2番目に人気のタイトルです。
また、「Steam Charts」というサイトが記録しているデータによると、CS:GOの同時接続数は下記のようになっています。
2013年12月→2016年2月
個人的な意見ですが、賞金総額が高額であることはeスポーツにおける人気タイトルのバロメーターの一つではあるとは思いますが、必ずしもそれだけでは「人気eスポーツタイトル」として認知されることはないと思います。
プレーヤー・ファン・開発元が一体化し、そのタイトルを一丸となって支え応援するコミュニティが構築されていることが真にメジャーなeスポーツタイトルとして認知される条件ではないでしょうか。
実際のところ、そこまで高額な賞金がかかっていなくてもこの一体化したコミュニティが存在しているゲームタイトルは、大会が開催されるごとに多くのファンを魅了しています。一方で、高額な賞金をつけて大会を実施しても、コミュニティが構築されていなければ打ち上げ花火的に一瞬盛り上がりはしますが、継続して人を惹きつけ人気を支えることは出来ません。
CS:GOは基盤となるコミュニティが形成されており、今回の大幅な賞金総額はさらなる人気拡大に拍車をかける素晴らしい要素になるのではないかと思います。今後は、CS:GOシーンに参入するプロチームやスポンサー企業が次々に誕生することになると予想されます。
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