プロゲームチームTitanが資金難により活動を終了すると公式サイトにて発表しました。
チーム公式サイトには、創設者でCEOを務める Damien Grust 氏による発表が掲載されていました。
Titanは2013年9月に設立され、Dota 2公式世界大会『The International 4』でベスト10、『QUAKE LIVE』でAlexey “Cypher” Yanushevsky選手が『Dreamhack Winter 2013』『QuakeCon 2014 Intel QUAKE LIVE Duel Masters Invitational』優勝、2014年1月には世界トップクラスのCS:GOチーム元Very Gamesのメンバーが加入しCS:GO部門を設立。『SMITE』部門は2015年1月に開催された公式世界大会『SMITE World Championship 2015』で準優勝となっています。
低予算ながらも努力と工夫でチームのブランドを育てあげ、その成果を認められて2014年の末には2015年に向け大型スポンサーの獲得が決まる目前でした。Titanはこの資金を元に、『League of Legends』の公式大会『LCS』出場チームの獲得などさらなる成長を計画していました。
しかし、2014年11月にCS:GO部門の Hovik “KQLY” Tovmassian選手が不正プログラムを使用していたことによりValve Anti-Cheatにアカウントを停止され、大会への出場が不可となりチームとの契約を解除。
この結果、チームブランドに傷が付き、スポンサーやパートナーとの契約が次々に白紙に。2015年、Damien Grust 氏は投資を行ないながらチームの継続と再建に努めてきましたが、厳しい状況は変わらず活動を終了させることを決定したとのことです。
下記のTitanメンバーおよびチームに携わるスタッフ達は、チームとの契約が終了。
契約期間の拘束がなくなり、誰でも獲得の交渉が可能な状態となっています。
CS:GO
SMITE
CS:GO部門のメンバー達は、Twitterにて下記のように Titanへの感謝を述べています。
Thank you for everything @Titanorg , sorry to not have perform that well under this tag which no matter what will stay in the history ! <3— SmithZz (@Titan_SmithZz) January 13, 2016
Long page is turning today as Titan and us take diferents ways, thank you for everything you've done so far! Time for a new chapter!— Richard Papillon (@shoxCSGO) January 13, 2016
[*] Titan..
This name will never be forgotten.
A part of my career, of my life.
Thanks for everything @Titanorg— ScreaM (@Titan_ScreaM) January 13, 2016