プロゲームチームVirtus.proが公式サイトにてロシアのUSM Holdingsに1億ドル(約118億円)規模の投資を受ける事を発表しました。
USM Holdingsは、金属・鉄鉱、通信、インターネットなどの分野でビジネスを行なうロシア企業で、急成長するeスポーツで成功を収めるロシアのプロゲームチームに1億ドル規模の投資を行なうことが明らかにされました。
現在、Virtus.proは「Counter-Strike: Global Offensive」「Dota 2」「World of Tanks」といったタイトルで活動を行ない、様々な国際大会で好成績をおさめています。
下記のコメントによると、今回の投資によって今後展開されるのはチームが単に安定して成長し活動できるといった程度のレベルの話ではありませんでした。
eスポーツはスポーツ、メディア、インターネットといった産業を結びつける独特のプロポジションです。eスポーツは急成長するマーケットで、ロシアのeスポーツ産業リーダーであるVirtus.proはすでに世界中で巨額の利益を生み出しています。
USMからのサポートがさらなる発展を促進し、Virtus.proのプロジェクトを全く新たなレベルに引き上げることを可能にすると確信しています。
私たちの主要な目標は、ロシアにおけるeスポーツ人口を増加させることで、USMの投資はここに向かいます。資金は主に、新たなトーナメント大会の開催、新たなゲーミングトレーニング、スポーツをカバーするような新たなメディアの設立、そしてeスポーツアリーナの建設に使用されます。
日本でもeスポーツ分野に投資を行なう企業が増えてきましたが、海外の規模は比較にならないレベルでさらに展開を加速しているのを感じます。
大会の賞金総額は、世界トップクラスの大会だと億単位、数千万円レベルの大会も年間を通じて定期的に開催されるほどとなっています。
まだ正式発表されていませんが、「Modern Times Group」はアメリカ、ヨーロッパ、アジアでeスポーツリーグを展開する『E-Sports Entertainment Association』をも買収するとの情報が報じられています。
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ちなみに、現在Virtus.proに所属するCS:GOチームのメンバー達は数年に渡りスポンサー難に悩まされてきた経験をもっていますが、諦めずに活動することで現在は世界のトップチームです。そして、今回のような投資も行なわれついに報われる時が来たのは古くからのファンにはうれしいお知らせと言えるでしょう。