ゲームのマーケットプレース「G2A」が、League of Legendsプロチームのスポンサード禁止処分となった件に関して公式の声明を発表しました。
「G2A」は、League of Legendsの規約で禁止されているゲームアカウントの販売やプレー代行(Elo Boosting)販売サイトへの誘導を行なっていたことから、League of Legendsプロチームのスポンサードを禁止する処分が下されていました。
「G2A」は、これらのサービスを「eスポーツ業界を活性化するもの」という考え方で提供していたとのこと。
現在はサイトでの販売や、プレー代行サービスサイトへの誘導を中止しているとリリースに記載していますが、確認してみたところこれらの販売や誘導は継続して行なわれています。
※10/15追記 当サイトはこちらのソースを元に上記記載を行ないましたが、別途リリースが配信されており、この中で「Riot Gamesとの交渉時に、アカウントの販売やプレー代行サービスサイトへの誘導を一時的に中止していた」とのことですが交渉がまとまらなかったため、販売を再開している状況とのことです(追記ここまで)。
また、「G2A」は2014年からこれまでに600万ドル以上をeスポーツのスポンサー権に投資しており、今回のRiot Games社の措置によってeスポーツ・パートナー、プレーヤー、ファンに影響が及ぶことを残念に思うと記しています。
ジョシュ・カブレラ氏のコメント(G2A eスポーツ・マネジャー)
当社がフェースブック・ページ(g2aesportbreakingnews)を含め、ソーシャルメディア・チャンネルでコミュニケーションの場を開設したのは、eスポーツ関係者が今回のことでどのような影響を受けるかについて当社に話す必要があるか見るためだ。どのように感じているか教えてもらいたい。当社も事態を好転させるためできるかぎりのことをしたいと思っている。これはeスポーツ・コミュニティー全体に対するG2Aの約束である。当社は関係者の支持を期待できると考えている。G2Aとeスポーツ関係者が一緒になれば、eスポーツを素晴らしいものにすることができる
G2Aがコミュニケーションの場として立ち上げた(元からあったもののようです)という上記のSNSですが、Twitterは投稿ナシ、Facebookはプロフィール画像を設定したという自動投稿のみで本件に関する内容は一切ない状態でした。
販売等が継続されていることも含めて、言っている事とやっている事が一致していないため信頼低下を招く結果となっているのではないでしょうか。