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『JCG』が『ESL』に準拠しCS:GO大会で「Jump Throw」「Toggle」スクリプトの使用を可能にルール変更

JCG

『JCG』が世界最大級のeスポーツリーグ『ESL』に準拠し、CS:GO大会でjump throw/toggleスクリプトの仕様を認めるルール変更を実施しました。

『JCG』CS:GO大会でjump throw/toggleスクリプトが使用可能に

『JCG』ではこれまで「Jump Throw」「Toggle」スクリプトの使用をルールで禁止していましたが、世界最大級のCS:GO大会を運営する『ESL』ではこれらの使用をルールで明示的に認めていることから、『JCG』はこれに準拠してルールの改定を発表しました。

JCG 使用可能スクリプト

  • buyスクリプト
  • demoスクリプト
  • sayスクリプト
  • nicknameスクリプト
  • jump throwスクリプト
  • toggleスクリプト

「Jump Throw」スクリプト

JCGサイトの説明によると、投かんされたグレネードの軌道にはランダム制があり、これを安定させるために使用されるのが「Jump Throw」スクリプトです。

使用例

これを使用するには「SteamsteamappscommonCounter-Strike Global Offensivecsgocfg」内の「autoexec.cfg」(無い場合はテキストファイルで作る)または「config.cfg」に下記の記述を書き込み、使用したいキーを設定すればOKです。

alias “+jumpthrow” “+jump;-attack”
alias “-jumpthrow” “-jump”
bind “好きなKEY” “+jumpthrow”

「Jump Throw」スクリプトを導入することでグレネードを使った連携プレーがより安定して行えるようになります。JCGサイトでは、このスクリプトの使用を認める理由として「ランダム性を排除した実力本位のゲームプレイが望まれている」ことが例として上げられていました。

そのような意見がある一方で、プロゲーマーからはスクリプトを無くして欲しいという要望が出されていたりもします。

「Toggle」スクリプト

「Toggle」スクリプトはキーの操作組み合わせを指定することにより操作を簡略化できるものです。その性質上、具体的なスクリプトの内容については明記されていませんでしたが、ESLでは下記のようなスクリプトは使用されているので、このような内容の組み合わせは違反となります。

  • Center view scripts
  • Turn scripts [180° or similar]
  • No recoil scripts
  • Burst fire scripts
  • Rate changers (Lag scripts)
  • FPS scripts
  • Anti flash scripts or binding (snd_* bindings)
  • Bunnyhop scripts
  • Stop sound scripts

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

https://twitter.com/YossyFPS/
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