Riot Gamesが規約違反によりゲームノマーケットプレース「G2A」に対し、League of Legendsプロチームへのスポンサードを禁止する処分を下していたことが明らかになりました。
「G2A」は、「2015 LCS Official Rules(pdf)」の規約で禁止されているゲームアカウントの販売を自社サイト内で行なったり、他サイトでのランク上げサービスに顧客を誘導している事を理由に、League of Legendsプロチームのスポンサードを禁止する処分が下されました。
※ルールページ内「3.7 Sponsorships」項目下の「3.7.3 Account sharing/skin selling websites」に抵触していると思われます
Riot GamesのスタッフRiotSargonasことJ. Eckert氏は、本件について数週間に渡り4度の話し合いを行ないましたが問題解決に至ることが出来なかったことから、9月18日に処分を下すことになった事、この件について決定を再考する予定は今の所ないことをredditでの書き込みで明らかにしています。
現在フランスで開催されているRiot Games公式世界大会『2015 League of Legends World Championship』には、G2Aがスポンサードする4チームが出場しています。
これらのチームには、今回の措置により『2015 League of Legends World Championship』に関連するチームのユニフォームや商品からG2Aのロゴを削除するよう要請が行なわれているとのこと。
いくつか写真を探してみたところ、下記の通り以前のユニフォームとは異なりG2Aのロゴが削除されている事が確認できました。
Cloud9 (2015 League of Legends World Championship)
Counter Logic Gaming (2015 League of Legends World Championship)
G2Aは上記チーム以外にもスポンサードを行なっていますが、今後の大会で他チームも同様の対応を行なう必要が出てくることになりそうです。
また、G2Aは日本でプロチームとして活動する DeToNator、 DetonatioN、 SCARZ をスポンサードしていますが、同チームの活動にも今後何らかの影響が出てくる可能性があります。
いまのところG2Aから本件に関する公式なコメント等は発表されていません。