先日のDota 2世界大会で優勝した Evil Geniusesのキャプテン Peter “ppd” Dager選手がチームのメンバー変更等について自身のブログで言及しました。
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ppd選手はブログにて、2015年1月におけるメンバーシャッフルの経緯、Aui_2000選手のThe Internationalにおけるプレーや態度、メンバー変更にまつわるウワサについて言及しています。非常に面白いエントリなのですが、全てを紹介している時間が無いので、下記の2点に絞って紹介します。
ppd選手は、Aui_2000選手について長所と短所を挙げて以下のように評しました。
長所
短所
The Internationalでは、Aui_2000選手の短所が特に出てしまい、落ち着つきがなく不平を述べるなどチームの足を引っ張る状態であったとのこと。
ppd選手にとって、大会期間中のaui_2000選手は正直に言って使えないヤツで、チームに必要な選手ではない事がハッキリしたと厳しい評価をしています。
また、ppd選手は過去3ヶ月が人生において最もストレスが溜まる期間であったと述べており、Aui_2000選手は自身の振る舞いからチームに必要の無い選手という評価を受けてしまったのがキックされた理由となります。
脱退の通告については本人に経緯を知らせることなく行なったのではなく、Skypeのテキストチャットでまず説明し、望むのであれば会話も行なうと伝えたところ、Aui_2000選手はこれを拒否したとのことでした。
Aui_2000の脱退が報じられた時、27歳のベテランで、腕に故障を抱えるFearこそが後進に席を譲るべきだったのではないかという意見が見かけられました。
ppd選手はブログにて、Fear選手を「どのようなロール、プレースタイルも短い練習時間で習得し対応できる最も優秀なプレーヤー」と評価しています。
また、Fear選手は常にポジティブな態度を保ち、ppd選手と共に共同キャプテンとして冷静な決断でチームを率いてきたことから、誰も変わることが出来ない、チームに無くてはならない存在であることがチームに残留した理由であると述べていました。
以前に公開されたDota 2の公式ドキュメンタリムービー「Free to Play」では、当時Fear選手が所属していたチームの仲間が、その面倒見の良さに感謝のコメントを残すシーンが紹介されています。