Dota 2世界大会『The International 2015』が終了し、eスポーツの歴代賞金獲得ランク上位29位をDota 2プレーヤーが独占する結果となりました。
こちらは、eスポーツの獲得賞金総額を記録するサイト「e-Sports Earnings」の高額賞金獲得プレーヤーランキングがソースとなっています。
『The International 2015』の賞金総額は$18,429,613(約22億円)とeスポーツ史上最高額となっており、この結果がランキングに大きく影響を与えることになりました。
ご覧のとおり、Dota 2プレーヤーが上位を占拠しています。
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ちなみに、このサイトは獲得した賞金を単純に合計するという方法で計算を行なっています。
税金の徴収やチームに所属している場合は配分が発生することもあるため、選手が実際に手にする金額はこのサイトの額よりも少なくなります。
参考
Posted by Team EG on 2015年6月19日
現在25歳の Saahil “UNiVeRsE” Arora 選手は、2011年からプロゲーマーとして活動を開始し、多くの大会で入賞を達成。これまでに獲得した賞金と、『The International 2015』の賞金を合わせた結果、サイト上の合計で「196万3128ドル(約2.4億円)」となり見事に1位となっています。
今大会では、下記のスーパープレーを含め、かなりの活躍を見せておりMVPに推す声も多く上がっています。
Syed Sumail “Suma1L” Hassan選手は現在16歳という非常に若いプレーヤーで、こちらも Evil Geniuses 所属の Dota 2プレーヤーです。
8歳からDotaシリーズをプレーし始めたという Suma1L 選手は2015年1月にプロゲームチーム Evil Geniuses に加入。
Storm Spiritを得意とするMidプレーヤーとして注目を集め、今大会でも大活躍し世界中のファンを魅了しました。
『The International 2015』の賞金がこれまでの獲得額に加算されると、「163万9867ドル(約2億円)」で単独6位となり、100万ドルを超えるプレーヤーの中では最年少の記録となっています。
#Dota2Don't play games – make games. Profit.Posted by Team Empire on 2015年8月11日
『The International 2015』の基本賞金総額は160万ドルですが、大会関連のゲーム内アイテムが購入されると、その25%が大会の賞金総額に配分される仕組みが導入されています。
つまり、75%はDota 2を展開する Valve の収入となっているわけで、上記のような画像が作られていました。