Riot Games公式大会の出場権をかけた日本のLeague of Legends年間王者決定戦『LJL 2015 Grand Championship』で DetonatioN FocusMeが優勝となりました。
『LEAGUE OF LEGENDS JAPAN LEAGUE 2015』2シーズン制で実施され、各シーズンで付与されるプレーオフポイントの合計上位となった DetonatioN FocusMe と Ozone Rampage による Grand Championship が本日8/9(日)にベルサール秋葉原で行なわれました。
「Grand Championship」は5試合中3試合を先取した方が勝利となるBest of 5形式で対戦となりました。
1試合目は Ozone Rampage が早々にタワー2本を破壊し、ステータス強化のDragonを獲得しながら次々にタワーを破壊し広い活動エリアを確保して有利にゲームを展開。敵陣を破壊して1試合目を勝利。
2試合目はさきほどとは一転して、ゆっくりとした展開からまず DetonatioN FocusMeがタワーを獲得。 Ozone Rampage は3本の1stタワーを割った後、集団戦で DetonatioN FocusMe を一掃し、Dragon、Baronなどを獲得してアドバンテージをさらに増し、この試合も制しました。
D4ra選手のBraumが要所でチームメイトをカバーしていた
Ozone Rampageの強さは圧倒的な印象で、会場はこのまま3-0のストレート勝ちになるのではという空気感。運命の3試合目は、序盤から激しい戦いが繰り広げられる展開。 DetonatioN FocusMeは先にタワーを割り、さらには集団戦で4人を倒し一気にリード。
そして、なんと DetonatioN FocusMeのRokenia選手が、LJLオフライン大会史上初となる5人抜きの「Penta Kill」を達成。
このゲームは DetonatioN FocusMe が勝利します。
4試合目は DetonatioN FocusMeがyutapon選手のキルから流れを作り、7分でドランゴン獲得。Ceros選手の4人抜き、Dragon 4スタックからさらにBaronを獲得し一気に勝利を決めました。
全ての決着が付く5試合目、序盤はお互いに牽制しあいながら各チャンピオンを強化する展開。 DetonatioN FocusMeがタワー2本の先行から、Dragon も3回倒すなど有利に試合を進めますが、 Ozone Rampageは集団戦で5人を全滅させ流れを押し戻します。
その後は一進一退な流れとなりますが、Dragonのアドバンテージを持つ DetonatioN FocusMeが次々と集団戦を制しリード。Baron獲得からDragonを5スタックさせ、 Ozone Rampageを封じ込め、見事に2ゲームビハインドから3ゲーム連続勝利で優勝、2014年シーズンに続く2連覇となりました。
VOD
優勝チームのDetonatioN FocusMeは『2015 WORLD CHAMPIONSHIP』の出場権をかけた予選の1つ「International Wild Card Qualifier2」に日本代表として出場し、東南アジア、トルコ、オセアニアの代表チームと対戦予定です。
DetonatioN FocusMe代表の梅崎氏は涙ぐみながらも「必ず 2015 WORLD CHAMPIONSHIP の出場権を獲得してきますので、応援よろしくおねがいします!」と力強くコメントしていました。
英語実況の Reid “RAPiD” Melton氏、解説の Bil “Jump” Carter氏
会場は有料チケット制にも関わらず超満員。立ち見入場も出るほど。
ゲストとして登場した女優の大久保聡美さん。League of Legendsプレーヤーなのだとか。
司会の室川慎也さんに「サモナーレベルは?」と聞かれると「レベル30です」と回答。
ノーマルは700ゲーム以上しており、好きなチャンピオンはNautilusとLuluとのこと。
いまはADCを練習しているそう。
ゲスト大久保聡美さん、実況StanSmith氏、解説 Aotaka氏
League of Legendsのコスプレをしている方々も登場
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