『ROCCAT』が「Gamescom 2015」にて最新ゲーミングマウス『ROCCAT Nyth』とゲーミングボード『ROCCAT SOVA』の最新情報を発表しました。
『ROCCAT Nyth』は33個のサイドボタンと2つのサイドグリップを駆使して、36,738通りのボタン設定が実現可能なゲーミングマウスです。
センサーは最大12,000dpiの Twin-Tech Laser Sensor R1を搭載。右のサイドグリップは2種類の形が用意されており、好きなものを選択することが可能。また、左ボタンは、ROCCATが用意する3Dプリンタ用のデータを利用して自作することも可能となります。
René Korte氏のコメント(ROCCAT Studios創設者 & CEO)
新たな可能性へのチャレンジこそが、弊社の使命であり喜びでもあります。マウスを最大限にカスタム可能にすることは、クリエイティブ、デザインチームにとって大きな挑戦でした。
昨年の「Gamescom2014」にて、リビング向けのゲーミングデバイスとして、キーボード、マウスパッド、パームレストが一体化したゲーミングボード『ROCCAT SOVA』のコンセプトが発表されました。
当初はワイヤレスでの展開が予定されていましたが、その後に寄せられた様々なフィードバックにより、充電の煩わしさから有線を望む声に耳が傾けられ、ワイヤードバージョンの発売も決定したとのことです。
René Korte氏のコメント(ROCCAT Studios創設者 & CEO)
E3においてSovaプロトタイプが成功した後、弊社は皆さんから沢山の声をいただき、意見などを基に、テストを重ねながら更なる高みを目指しました。
ゲームプレイヤーはお手頃、かつ効率的でスペックに見合う、PCゲーミングソリューションを要求しています。得られた数々のフィードバックから、ROCCATのデザイナーは熱心に構想を練っていきました。そして、調査により得られたデータは、Sovaのデザインと機能を大きく変更させました。20,000件に及ぶフィードバックの約2/3は、有線を希望しました。そしてわずか10%が、ワイヤレス(毎日充電)を望みました。
手頃な価格、そして充電をする必要性がないことを理由に、プレイヤーは有線のデバイスになったのを喜びました。
ワイヤレスのSovaを称賛する声も実際多かったのですが、様々なプレイヤーのニーズに応えるには、多くのバージョンからなるSovaを提供する必要があることが明らかなりました。
『ROCCAT』の全製品に対応する統合ソフトウェア『ROCCAT Swarm』のWindows版がリリースされました。
多言語に対応し、デバイスに関する設定、クラウドへの保存などがこのソフトウェアを通じて可能となります。
また、今後はスマートフォン向けのアプリも展開予定とのことです。