2015年8月3~8日に開催されるDota2公式世界大会『The International 2015』の賞金総額が1,600万ドルを超えています。
※$16,000,000 = 約19.6億円 , $1=122.73円
The International 2015
『The International 2015』は今年で5回目となるValve主催のDota 2公式世界大会です。
基本賞金総額は160万ドルで、デジタル観戦チケット等を含むゲーム内アイテム「The International Compendium 2015」や特定アイテムが購入されるごとに、売上の25%が大会の賞金総額に上乗せされる仕組みとなっています。
「Dota 2 Prize Pool Tracker」というサイトでは、日々の増額を昨年と照らし合わせながら参照することが出来できます。
賞金総額が課金アイテムの購入で10倍に増額
『The International 2015』の基本賞金総額は160万ドルでしたが、大会に関連する課金アイテムの売上のうち25%が配分される仕組みが導入された結果、賞金が10倍を超えるという前代未聞の展開となりました。
この金額は、eスポーツ史上最高金額となっており、現在記録を更新中です。
賞金総額ランキング
- 1位: The International 2015 (Dota 2) – $16,000,000 以上 (記録更新中)
- 2位: The International 4 (Dota 2) – $10,931,103
- 3位: The International 3 (Dota 2) – $2,874,407
- 4位: Smite World Championship 2015 – $2,612,260
- 5位: League of Legends 2014 World Championship – $2,130,000
『The International 2015』を主催するValveは、ファンの課金を促進する様々なリワードを用意しており、先日は課金アイテム購入者の特別報酬としてAegisの1/5サイズレプリカを追加しました。これらにより、Dota 2ファンが大会の賞金が増額される有料アイテムの購入に走っているという背景があります。
このような展開が行なわれている中で、先日、3人称MOBA『SMITE』を展開するHi-Rez Studiosは、あまりにも高額すぎる賞金がかかった大会は不健全であるとして、同タイトルで実施される大会の最高賞金額を100万ドルに制限することを発表しています。
本戦出場チーム
招待
- Vici Gaming – Hao, Super, iceiceice, Fenrir, fy
- Evil Geniuses – Fear, Suma1L, UNiVeRsE, Aui_2000, ppd
- Team Secret – Arteezy, s4, zai, KuroKy, Puppey
- Invictus Gaming – BurNIng, Ferrari_430, Luo, ChuaN, Faith
- LGD Gaming – Sylar, Maybe, Yao, xiao8, MMY!
- Cloud9 – EternaLEnVy, FATA-, bOne7, BigDaddy, MiSeRy
- Team Empire – Silent, Resolut1on, yoky, ALOHADANCE, ALWAYSWANNAFLY
- Virtus.pro – Illidan, God, DkPhobos, fng, Lil
- Newbee – Rabbit, Mu, June, Banana, SanSheng
- Team Malaysia – kYxY, Kecik Imba, Ohaiyo, JoHnNy, Mushi
予選
- compLexity Gaming – Zyzzy, swindlemelonzz, MoonMeander, Simbaaa, Zfreek
- EHOME – Yang, Cty, rOtK, LaNm, DDC
- Natuce Vincere – XBOCT, Dendi, Funn1k, ArtStyle, SoNNeikO
- MVP.Hot6ix – Forev, MP, SunBhie, Heen, JerAx
- ワイルドカード予選 通過チーム
- ワイルドカード予選 通過チーム
ワイルドカード予選出場チーム
- CDEC Gaming – 中国予選 2位
- North American Rejects – アメリカ予選 2位
- Vega Squadron – ヨーロッパ予選 2位
- MVP.Phoenix – 東南アジア予選 2位
ワイルドカード予選はリア予選の各2位チームが出場し、本戦会場にて残り2つの出場枠をかけて実施されます。
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