日本発、世界初の「モバイルeスポーツ」の立ち上げと普及を目指す株式会社ワンダーリーグが、公式アプリ『ワンダーリーグ』のiOS版、Android版をリリースしています。
『ワンダーリーグ』との提携第一弾として1,500万ダウンロードの人気ゲームアプリ「糸通し」が参戦。賞金10万円のチャンピオンイベントが開催されます。
『ワンダーリーグ』とは?
ワンダーリーグとは「スポーツの様にゲームを競技として楽しむ」をコンセプトに、スマホゲームの新しい楽しみ方を提案する『スマートフォン向けゲームアプリ&イベントプラットフォーム』です。パズルや脳トレの様なカジュアルゲームでスコアを競い、1位と100位のランキング獲得者が賞金を入手できる世界初の仕組みを導入しています。
現在、世界各地でプロゲーマーが競いあう賞金付きゲーム大会が開催されており、昨年は『Dota 2』の公式世界大会が賞金総額約1,000万ドル(当時で約11億円)で開催されていますが、それはPCオンラインゲームがメイン。
拡大するスマートフォンゲームでの「eスポーツ」が世界的にも存在しなかった事からワンダーリーグ構想が生まれたとのこと。
※この点について記事末尾に補足あり
従来のスマホゲームに、他人と競う「楽しさ」、賞金獲得が生む「緊張感」、賞金獲得出来た時の「感動」といった、全く新しいエンターテイメントを、一人でも多くの方々に届けて行く構想です。
『ワンダーリーグ』はモバイルeスポーツ・プラットフォームを目指し、有名ゲームを誘致し賞金付きゲームを提供していく計画です。
その第一弾として、超有名カジュアルゲームである「糸通し」(スパイシーソフト株式会社:東京都新宿区)の配信が行われます。
「糸通し」は配信年数10年経過を前にし、累計ダウンロード数1,500万ダウンロードを誇る人気ゲーム。毎週、火曜日と土曜日の定番ゲームとして3ヶ月間配信が行なわれます。
「糸通し」のゲーム配信元スパイシーソフト株式会社が後援するチャンピオンシップイベントが7月1日より開催。
2ヶ月間の配信期間でトップスコアを獲得したユーザーは、スパイシーソフト株式会社より賞金10万円が進呈されます。
ユーザーは毎日5千円を狙える「デイリーイベント」と、2ヶ月間で日本一を競い10万円を狙う「チャンピオンシップイベント」という2つの賞金イベントを楽しむことができます。
第2弾は、累計ダウンロード数700万ダウンロード超えの元祖・競技アプリ「タッチザナンバーズ」。賞金10万円、チャンピオンシップも同時開催となります。
また、今後も有名ゲームがぞくぞくと『ワンダーリーグ』に参戦する予定とのことです。
サヘル・ローズ氏による、ワンダーリーグ社長・北村 勝利氏へのインタビュー動画も公開され、「モバイルe-sportsという新しいジャンルを作っていきたい」などその思いが語られています。
動画内では、日本初のeスポーツ専門施設「e-sports SQUARE」で収録された様子も見ることができます。
先に“スマートフォンゲームでの「eスポーツ」が世界的にも存在しなかった”とありますが、国際的なeスポーツ大会『World Cyber Games』では2008年から開催停止直前の2013年大会まで毎年スマートフォンゲームが競技に採用されていましたし、2014年に中国で開催された世界大会『World Cyber Arena』ではスマートフォンゲームで2部門が行なわれ、共に日本円で一億円を超える賞金となっていました。
これまでに、“スマートフォンゲームでの「eスポーツ」が世界的にも存在しなかった”という事はないと思います。
「モバイルeスポーツ」を構成する2つの定義
1)「遊び」が「競技」になる。「ゲーム」が「スポーツ」になるということ。
競技とは競い合うための「ルール」が求められます。
ワンダーリーグはスマホゲームを「競技」として楽しむために独自ルールを制定しプラットフォームとして提供していきます。2)「賞金」の存在こそ「eスポーツ」
様々な法的検証により、日本初となる「賞金イベント」の開催方法を生み出しました。
是非、新しいエンターテイメントとなる「賞金付きゲーム」をお楽しみください。
上記公式サイトでの説明を読むと『ワンダーリーグ』が言いたいのは“スマートフォンゲームでの「eスポーツ」プラットフォームが世界的にも存在しなかった”ということかもしれません。