先日プロゲーマーを引退すると発表した Joona “natu” Leppänen氏が Ninjas in Pyjamas のCS:GOチームコーチに就任したことが発表されました。
natu氏は数日前に、ビデオブログを投稿しプロゲーマーを引退することを発表していました。
Ninjas in Pyjamasは元SK Gamingのインゲームリーダー Faruk “Pita” Pita 氏を2014年8月にチームのコーチとして迎えましたが、pita氏は本業の関係でチームに関わることが難しい状態となった事から、pita氏に代わる新たなコーチとして natu氏を迎え入れることを決定しました。
Today marks a new chapter in what has been a great and enjoyable journey in the world of eSports for me. Like I said in…Posted by Joona "natu" Leppänen on 2015年4月27日
Everything always come to an end. Thank you @NiPGaming for an awesome experience. Unfortunately I couldn't focus on the team due to my work.— Faruk 'pita' Pita (@farukpita) April 27, 2015
Ninjas in Pyjamas
チームはスウェーデンのプレーヤーを主体としていますが、HeatoN氏によればnatu氏のスウェーデン語はallu選手よりもうまいということで、言葉の問題は特に影響がないという判断のようです。
natu氏はフィンランドに家があり学校に通う子供を含む家族がいることから、大会やブートキャンプ等には参加するものの、スウェーデンには移住せず基本的にはフィンランドからインターネット経由でチームに関わっていくとのことでした。
natu氏は短期的に劇的な変化をチームにもたらすことは難しいと判断しており、まずはチーム内のエラーを修正しながらゲームプランを固めていく計画とのこと。natu氏は、チームのプレーがある面において「時代遅れ」になっている部分があると指摘しており、その部分の改善を行なっていくようです。
また、長期的なチーム作りについての明確なビジョンがあるとのことですが、今の所は手の内をさらしたくないということで詳細は語られませんでした。
Ninjas in Pyjamasは今年、「MLG X Games Aspen CS:GO 2015」「ESL One Katowice 2015」「SLTV StarSeries Season XII」といった大会で決勝には進出するものの優勝を逃しています。
natu氏のコーチ就任で、これらの状況を覆す日がやって来るでしょうか。