ゲームのストリーミング配信サービスを展開する「Twitch」が、プロゲームチーム Evil Geniusesや Allianceを手がけるeスポーツの代理店「GoodGame Agency」を買収したことを発表しました。
「GoodGame Agency」は、世界トップレベルのプロゲームチーム Evil Geniuses、 Allianceのマネジメント、DOTA2大会「HyperX D2L」の開催などを行なう会社です。
Twitchはパートナープログラムに新たなサービスを追加提供することで、急速に増加しているストリーミング配信の視聴者と広告主を結びつけることを計画しています。これによって、配信者やプレーヤーにより多くの収益を分配する機会が提供されます。
Twitchは、eスポーツにおけるブランディング、マネジメント、コンテンツ制作などに強い「GoodGame Agency」を買収することによって、プレーヤーや配信者たちとTwitchを結びつけを強化。Twitchのプラットフォーム上でより収益を得られるよう取り組みを実施していくことになります。
GoodGameはその専門的な知識によってスポンーシップセールスやタレントのサポートの双方において業界で驚くべき評価を得ています。彼らのコンテンツクリエイターやプロゲーマーが成功収めるのをサポートするための情熱によって、ブランドのマインドは世界中の業界全体に広められました。
GoodGameとTwitchは、コンテンツパートナーに魅力的なマネタイズの機会を作ったり、スポンサーが投資を最大限に利用出来るよう手助けしたりという共有経験があるのでナチュラルにフィットしました。
私たちはGoodGameをパイプのようなものだと見ています。
その目的は、収益を可能な限り私たちのコミュニティに投入することによって多くのプレーヤーや配信者を支援して手助けし、活動を継続できるようにするのを確実にすることです。
私はその目標を達成するために、情熱的なオーディエンスたちが本質的に作り上げた私たちの会社と非常に似たプラットフォームと手を組み取り組むことよりも良い方法を考えることが出来ませんでした。
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GoodGameのCEOを務めるAlexander Garfield氏によると、同社がこれまでに行なってきたビジネスは買収によっても変わることはないとのこと。Evil GeniusesやAllianceのメンバー達もこれまでどおり活動していくそうです。
Twitchは9月25日にオンラインストアの大手 Amazonに買収されおり、その後初となる買収になります。今後も、Twitchのプラットフォームを強化するために買収が実施される可能性がありそうです。