TitanがVACによってBANされたCounter-Strike: Global Offensiveチーム所属の Hovik “KQLY” Tovmassian選手との契約終了を発表しました。
先日、下記の通り Counter-Strike: Global Offensiveのトッププロチームに所属する2選手が、Valve Anti Cheat Systemによる不正を検知されアカウントが停止されました。
TitanはValveに対してこの件について確認を行なったところ、戻ってきたのは以下のような返事だったとのことです。
Valveのコメント
私たちはプレーヤーの個人的なアカウントや詳細について第三者と協議しません。
しかしながら、私たちは彼がVACにBANされたことを確認しています。
チームの内部調査によって、KQLY選手は不正プログラムの使用について認めたとのこと。
KQLY選手の説明によると、サブアカウント経由で公式な試合ではないゲームを対象に8月末から1週間ほどチートを使用したそうです。
本人がチートツールの使用を認めたことから、チームはKQLY選手との契約終了を決定しました。
私たちは今回起きたことの全容についてまだ完全には把握出来ていません。特別な目標である今週末の『DreamHack CS:GO Championship』に備えていた選手達にとっては大きな打撃です。3ヶ月以上にも及ぶ準備は消滅しました。
私たちはKQLYの行なった行為について厳しく非難します。プロフェッショナルのプレーヤーとして、チートを使用するような行為は考えられないことです。
チームの大きな失望は、『DreamHack CS:GO Championship』に出場する可能性が少しもなくなったということでさらに補強されます。
選手たちだけでなく、パートナー、スタッフ、マネジメントはこの大会に向けてかなりの投資を行ないました。このことに金銭的な支いをするのは非常に難しいことです。
また、サポーターたちについても考えることがあります。失望はかなりのものです。しかし、私たちはより強くなってカムバックし、本日を境に困難を切り抜けていきます。
Titan
Titanは12/5(金)~7(日)に開催される『ESEA Season17 LAN Finals』に向けて、チームでアナリストを担当する Jeremy “ioRek” Vuillermet氏をヘルプメンバーとして起用するそうです。