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『DOTA2』開発チームがネットワークを改善するアップデートについて言及

DOTA2

『DOTA2』の開発チームがネットワークを改善するアップデートについて公式ブログにて言及しました。

『DOTA2』のネットワークについて

『DOTA2』はここしばらくの間、様々なリージョン、特に「US East」と「Europe West」において多数のプレーヤー達がネットワークの問題を体験していたとのこと。

開発チームが調査したところ、この原因は重に以下の3つとなるそうです。

DOTA2 ネットワーク不具合に関する主な原因

  1. 各リージョンのデータセンター全体に対するDDoSアタック
    • ゲームが固まったり、サーバーから切断されたりする
  2. ゲームサーバーを直接狙ったDDoSアタック
    • プロが参加するトーナメントのゲームサーバーが狙われることが多い
  3. プレーヤーが使用するプロバイダとゲームサーバーの接続性の問題
    • 東南アジア、南アメリカで良く発生する

1については、ケースバイケースではあるものの短期的には基本的に受け身な対処をするしかないとのこと。長期的にはより安定しプロテクト性が高いインフラを構築していく計画と説明されていました。

2は、IPアドレスを守るためのアップデートをDOTA2、DOTA TV、Steamに対して実施したとのこと。また、IPアドレスがサードウェアパーティのソフト等によって漏洩した場合などに備えて、より安全にゲームを進行出来るようロビーシステムの改善も行なったそうです。

3の解決にはより詳細なデータが必要であることから、全てのプレーヤーから接続性に関する情報を自動的に収集するネットワーク監視システムを導入したとのことです。

開発チームは、DOTA2をより良くプレーするためには良いネットワーク接続が必要であると考えており、ネットワーク問題の解決に継続して取り組んでいるとのこと。

また、ゲームに接続した複数のプレーヤーの回線が不安定となり、ゲームの続行が難しくなった場合の判定アルゴリズムを変更したそうで、この結果、ゲームを安全に抜けさらに結果がプレー履歴に反映されるないようになっているそうです。

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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