『GAMERS LEAGUE 2014 CS:GO Season 3』で Cipangu.GOが優勝となりました。
『GAMERS LEAGUE 2014 CS:GO Season 3』は、予選リーグ、決勝トーナメント形式で開催される Counter-Strike: Global Offensiveのオンライン大会です。
今大会には22チームが出場しており、先週~今週末の土日を使用した4日間の日程で進行
され、本日優勝チームが Cipangu.GO に決定しました。
決勝
■1試合目 – de_inferno
1試合目はAbsoluteが選択したde_infernoでの対戦となり、ナイフラウンドではAbsoluteが勝利しカウンターテロリストからスタート。
Absoluteはゲーム開始早々からBポイントのバナナルートをプッシュするアグレッシブな守り。Cipangu.GOはT字ルートに攻め込む選択をしますがここで3人が倒されてしまい、そのまま全滅。Absoluteが1ラウンド目を獲得します。
Absoluteは攻撃的なディフェンスと、数的有利を作ってからの引き気味な守りでキッチリとラウンドをセーブしていきます。特に、Ashley, Micke, Orechanの3選手が次々にCipangu.GOを倒す活躍で、なんと8ラウンドを連取します。
Cipangu.GOは9ラウンド目にT字ルートからBにシフトする展開で1ラウンドを取り戻す事に成功。13ラウンドではAbsoluteのOrechan選手にBルートで3人抜きを食らいますが、himajun選手、shoushi選手がその間にAポイントを制圧する展開でC4を設置し2ラウンド目を獲得。しかし、14ラウンドにはMicke選手の4人抜きが飛び出し、Absoluteが前半を13-2と圧倒リードで折り返し。
後半はCipangu.GOが1ラウンド目を取ることに成功し、その後ラウンドを連取。逆転に向かうストーリーが続くかと思われましたが、前半に貯金のあるAbsoluteがきっちりと攻めきり16-6で1マップ目を勝利します。
■2試合目 – de_dust2
2試合目はCipangu.GO選択のde_dust2での対戦。
ナイフラウンドで勝利したのはCipangu.GOでテロリストからのスタート。
1ラウンド目はCipangu.GOがキャットルート進行からAポイントに設置し勝利。Absoluteは2ラウンド目にOrechan選手がScoutを購入したり、3ラウンド目に5人全てをBに配置するなどのトライをしますが、Cipangu.GOが着実にラウンドを重ね7ラウンドを連続で獲得します。
Cipangu.GOはその後、新規加入のスナイパーshoushi選手がAWPを持ち、次々と敵を倒し数的有利を作りながら攻め込む展開で、前半を11-4とリード。後半も4ラウンドを一気にとり、16-4で2マップ目を獲得します。
両チームとも、自分たちの得意マップでそれぞれ1勝を手にするという形になりました。
■3試合目 – de_nuke
3試合目は、残りマップから選択されたde_nukeでの対戦。
ナイフラウンドで勝利したAbsoluteが有利とされるカウンターテロリストサイドを選択。
ゲーム序盤は、サイドのアドバンテージを活かし、Absoluteが優位に展開。AbsoluteのAshley選手は3ラウンド終了時点で9kill 0deathの活躍。Cipangu.GOもC4設置には成功するものの、最後の1vs1で惜しくも負けてしまい、なかなかラウンドを取れません。
試合は6-0とAbsoluteがリードしますが、shoushi選手がまたもやAWPを持ちスーパープレーを連発。一気に6ラウンドを奪い返し6-6。さらに、そのまま前半を8-7とリードして後半へ。
非常に重要となる後半1ラウンド目は、Absoluteが地下にC4を設置して1vs1の展開に。ここでAbsoluteのvanilla選手が爆発までの時間をじっくり稼ぎながら最後にしっかりと倒す堅実なプレーで1ラウンド目の獲得に成功。
Cipangu.GOは、2ラウンド目にCZ75-Autoを2つ買いつつの貯金展開となりますが、まさかの2kill先行に成功し、武器を奪いこのラウンドを獲得。これで一気に流れを作ったCipangu.GOが、ESWC2014で Team Dignitasからも9ラウンドを奪ったディフェンスでラウンドを重ね、最終スコア16-9で勝利。大会3連覇を達成しました。
これは今回のフラグムービーはshoushi選手祭りになってそうですね。
demo公開が待ち遠しい。