10月25日に『Hearthstone: Heroes of Warcraft』による日中対抗戦『Hearthstone Japan-China Arena Tournament』が行われ、中国代表チームが5-3で勝利となりました。
『Hearthstone Japan-China Arena Tournament』は、厳しい予選を勝ち上がった日本代表の選手5名と中国代表の選手5名がそれぞれ、東京・秋葉原の『e-sports SQUARE AKIHABARA』に、中国の代表選手は中国・上海のeスポーツ放送局『ImbaTV』に集まってオンラインで対戦する国際大会です。
日本では10月6日(月)と10月8日(水)にオンライン予選が、10月12日(日)にオフライン予選が行われました。
プレイヤー勝ち抜き形式で行われた今大会は、日本の次峰である Hitokage選手が先に2人の中国選手を抜いたあと、中国の中堅の Sleep Shaman選手が逆に3人の日本選手を倒すという展開となりました。
後がなくなった場面で出てきた日本の大将の ReneKuroi選手は Sleep Shaman選手を倒しますが、中国の副将 God Slayer選手には敵わず、日本チームは3-5で中国チームとの対戦を終える結果となりました。
勝利した中国代表チームには賞金として1万5000ドル(約150万円)が贈られます。
賞金の5,000ドルと日本代表選手5名、主催企業网易(NetEase)の副総裁である李日强氏 日本代表選手は左からYottiy4選手、Hitokage選手、sohu選手、maruku0選手、ReneKuroi選手
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会場でチームメンバーを応援する日本代表選手たち
中国側大会関係者によると、中国側の試合配信の視聴者は約40万人を記録したとのこと。10月23日に配信テスト兼エキシビジョンマッチとしてキャスター人同士で行われた配信でも約20万人が視聴し、また、中国の大型掲示板「贴吧」に投稿された日本代表選手の試合前コメント翻訳も回答数800を超える大きな話題となっていることから、今大会への中国コミュニティの関心の高さが窺えます。
最近では中国でゲーマーによるストリーミングが盛んという記事もありました。今後の中国のeスポーツの盛り上がりにも大いに注目したいところです。
日本側Twitch配信の様子( [日本] Hitokage選手 vs [中国] Sleep Shaman選手)