2014年6月28日(日)、29日(日)に開催された賞金総額20万ドル以上のDOTA2世界大会『ESL One Frankfurt 2014』で Invictus Gaming が優勝となりました。
『ESL One Frankfurt 2014』は、ドイツのサッカースタジアム・Commerzbank-Arenaにて開催されました。大会には、招待2チームおよび予選を勝ち抜いた6チームを併せた、計8チームが出場。
大会はシングルイリミネーション方式のトーナメントで進行され、決勝戦で Invictus Gaming が Evil Geniuses に 2-1 で勝利し優勝となりました。
Last night @invgaming were crowned #ESLOne champions! Read about day 2's exciting events here: http://t.co/LEnGEKNylW pic.twitter.com/Bt3xbjkvcg— ESL (@ESL) June 30, 2014
GAME 1
1試合目は Evil Geniuses が開始3分で3killを取り幸先のいいスタート。8分にはスモークを使って身を隠し Invictus Gaming のMidを倒し4kill目を獲得。
一方、 Invictus Gaming は倒されはするもの、12分過ぎにはトップ、ミッド、ボトムの1st タワーを全て破壊し獲得マネーで Evil Geniusesを逆転。ゲームをリードします。
敵は倒しているもののレーンを押され不利なゲーム展開の Evil Geniuses ですが、15分すぎの集団戦で4人を倒したのをきっかけに流れをつかみます。
Evil Geniuses は、Faceless Voidが飛び込みから Ultimateスキルで敵の動きを一気に封じ込め、Razorらが一気にたたみかけるパターンで次々に敵を撃破。敵5人を全滅させる派手な集団戦が2~3回飛び出すという見応えのあるシーンの連続で一気にゲームの流れを変え、1ゲーム目を勝利しました。
GAME 2
2試合目は数分で互いに2キルずつをとり、さらに6分には4-4と激しい序盤展開となります。 Invictus Gaming は今回もレーンを推し進め、12分すぎには全ての1stタワーを破壊。さらに、有利な展開のまま中立クリープのRoshanを倒し経験値と復活アイテムを獲得してアドバンテージを得ます。
その後は、 Evil Geniuses が Invictus Gaming に各個撃破され防戦的な展開となり、そのままゴリゴリとレーンを押し進めつつ Evil Geniuses のヒーローを倒し続け Invictus Gaming が勝利となりました。
GAME 3
優勝がかかった3試合目は、 Invictus Gaming 開始4分で3kill、さらにタワー獲得やkillを重ね、気づけば13分の時点で9-0とスコアが開きます。そのまま Invictus Gaming は手が付けられない状態となり、ゲームを完全にコントロール。
次々とタワーを破壊しつつ Evil Geniuses のプレーヤー達を蹂躙。29分頃に Evil Geniuses が投了し、22-0と一人もヒーローを倒させれることのないまま王者の座を手にしました。
Final
Semi Final
Quarter Final
各試合の実況配信アーカイブは、下記のリンクから視聴可能となっています。
VOD
写真
来週から開催される世界大会『The International 4』に出場する16チームのうち8チームが出場した今回は Invictus Gaming が制する形となりました。
『The International 4』は10億円以上がかかる大会で非常に注目を集めています。
今回の上位チームが、『The International 4』でも活躍することになるのでしょうか。