e-sportsニュースサイト『GosuGamers』はサイト史上初の『Hearthstone: Heroes of Warcraft』大会『GosuCup #0』を2月23日(日)に開催しました。
『GosuCup #0』には44ヵ国から149人のプレーヤーが参加し、『causeWEcan Tt eSPORTS』所属の Jiří “Via” Sandner選手がトーナメントの全試合を通して16-1という圧倒的な成績で優勝しました。
優勝者のJiří “Via” Sandnerを含む成績上位者8人は来週末に行われるGosuCup #1のシード権を獲得します。
最終順位
情報元の記事にはVia選手とDrako選手が決勝戦で使用したデッキリストが公開されているほか、クラスごとの使用率/勝率が統計で表示されています。
使用率ではDruidがトップで44.3%、Priestが最下位で6.7%ですが、勝率ではWarlockが59.7%、Hunterが56.9%とDruidの53.6%を上回っているのが印象的です。
下記はJiří “Via” Sandner選手の優勝者インタビューの和訳です(一部意訳)。
WSVGチャンピオンであるALTERNATE aTTaXを脱退してmousesportsに加入
Via:
いい感じだね。大会で優勝するのは久しぶりだったから。しかもこれは8回戦で準決勝からはBest of 5になる大きな大会だから、勝ち抜けたことがすごくうれしいよ。
Via:
『ESL Shaman Cup』だと思う。その前は『ESL Christmas Cup 2013』だった。『ESL League Series』のポイントも34勝12敗だし、『Playzone.cz Hearthstone beta #13 tournament』でも勝っていたから、新しく始めたプレーヤーというわけではないよ。
Via:
うん、ぼくもそれは大きなアドバンテージだと思う。経験の大部分は応用できる。ぼくもたしかに熱心な『Magic: The Gathering』だった。あまり有名なゲームじゃないけど、『Kingdoms CCG』というオンラインゲームの経験もある。
Via:
ぼくはいつも優勝を目指して大会に参加してる。ぼくが意識しているのは冷静さを保つことと自分のパフォーマンスに集中することだね。全力を尽くした結果負けてしまってもぼくは平気だ。それがカードゲームだしすべてのゲームで勝てるわけじゃない。
Via:
うん。だけどぼくはそのゲームをすごく楽しんでた。Pawnyはすごくクールなやつだよ。たくさんの人が彼の配信でぼくらの試合を見ていたから、間違いなく今大会のハイライトの1つだと思う。でもチームメイトと対戦するのは大会の後半ではそんなに珍しいことではないよ。
Via:
そういうことは考えてなかった。古いメタではぼくは『Blood Imp』が弱体化される前のWarlock rushが嫌いだったけど、今大会ではすべてにおいて準備ができていたと思う。
Via:
そうだね。修正の大部分はよかったと思う。今もまだ新しいデッキ/アーキタイプの可能性が残っているはずだし、新カードや修正がなくてもまた新しく強烈なメタが『Hearth Stone』にやってくると期待してる。
Druidは今の環境を支配してるけど、主な大会ではみんな準備してるからDruidの手の内は読まれるだろうし、ミラーマッチも増えてくる。ぼくはまだ広く知られていない自分のデッキでプレーするのが一番いい。それが完璧に洗練されたものではないとしてもね。
Via:
うん、それは理由の1つだね。最近RankedでPaladinをあまり見てなかったから、プレーヤー達がマッチアップをよく知らないだろうと思ったんだ。一方で今月はPaladinをたくさんプレーしたから、両方のPaladinのデッキでのほかのクラスとの戦い方がよくわかってた。実はぼくのAggro PaladinはFrHearthStoneのYouTubeチャンネルで特集されていた。
またGiant Control Paladinは開発者のKoyukiの功績だ。このデッキはよく考えられていて安定している。それとBo5の中の1ゲームの勝者がクラスを固定しないといけないのが2種類のデッキを用意して入れ替えることを後押ししてた。それがぼくがPaladinを使った別の理由だよ。
Via:
そういうわけじゃないよ。そういうのは常にプレーヤー次第でデッキによるものじゃない。ぼくはここ最近で一番練習したデッキを選んだだけ。”感覚”と洞察だけであらゆる相手とプレーするなら、それは違ったものになる。
Via:
ぼくはTest Season3でDudu Rushを使ってLegendaryに到達した。遅いデッキにラッシュできるデッキで、ほかのラッシュデッキに対しても安定しているデッキだ。弱点は中盤戦にフォーカスしたデッキ、特に当時のメタのmidrange Druid。Druid rampはぼくの『Way to Legend – Cenarius Compilation』というビデオからの”有名な”根源になったデッキの改造版だ(参考のビデオ)。Test Season 1からあるかなり古いデッキだけど、たくさんゲームをこなしたからとても快適にプレーできる。MageのデッキはおそらくRankedでプレーするとラッシュに傾倒しすぎるけど(特にハンターに対して)、大会では安定した選択だ。
大事なのはぼくのデッキリストは『Nat Pagle』を禁止した大会に向けたもので、『Nat Pagle』が禁止されてなかったら別の選択をしただろうということだ。
Via:
うーん、ぼくにはうまく働いたね:) 正直、これらのカードはカードゲームにはフィットしないと思う。ランダムだし、このようなカードを追加する必要も無い。『Nat Pagle』は特にひどい。何回もチャンスがあるから1回限りの『Tinkmaster Overspark』とは違う。
Via:
それについてはよくわからない。”カードを4枚ドローする”可能性のある『Nat Pagle』のようではないからね。『Nat Pagle』よりもプレーヤースキルが問われるカードだし。
Via:
両方好き。
Via:
『Unleash the hounds』。
Via:
『Gelbin Mekkatorque』のはずだ。いくつかのデッキでは使えると思う。
Via:
まあ、2体のMinionになるのが大きいよ。10ターンで『Defender of Argus』と一緒に使えるし。考えられたデッキではいくつかのランダム要素は無視できる。たとえば序盤にプッシュしないなら『Heal bot』の回復は自分だけのものだ。もちろんランダムなカードだけど、『Tinkmaster Overspark』もそうだからね。
Via:
ゲーム内チャットと観戦機能。
Via:
ぼくはゲームをそのままに受け入れてる。手札のディスカードも決して残念に思ったりしない。
Via:
どういたしまして。次も参加します。もし誰かぼくのデッキやビデオ、大会結果などに興味があれば、ぼくのFacebookページをチェックしてみてください。TwitchとYouTubeもあります。
したKapioは、mousesportsのインタビューにおいて移籍の理由を「mousesportsはヨーロッパのどのチームよりも可能性と未来があり、そして一緒にプレーしたいプレーヤーがいたから」と応えています。
ちなみに、mousesportsを脱退したRoman.Rとfleksはa-Losersに移籍しており、neoについてはまだ移籍等の情報は発表されてません。