今週の『Counter-Strike: Global Offensive』アップデートでアイテム課金額の一部がトーナメント賞金に還元される仕組みが導入されるようです。
Counter-Strike: Global Offensive の公式 Twitter アカウントで以下のようなツイートが行なわれました。
This week’s update also include a new way for the community to help build up prize pools at competitive CS:GO events. More info coming soon!— cs:go (@csgo_dev) August 12, 2013
「今週のアップデートには、競技的なCS:GOイベントの賞金を増加させるのを手助けする新しい方法が含まれています。より詳しい情報は近々発表!」というようなことが書かれています。
先日アメリカで開催された『DOTA2』公式世界大会『The International3』では、$9.99の 『Interactive Compendium』というアイテムを購入することで、$2.5が大会賞金総額につ以下される仕組みが採用されていました。
この結果、賞金総額は当初の160万ドルから280万ドル以上に増加され、優勝チームには143万ドルが贈られました。
一部のユーザーがすでに新しいアイテムをなぜか保有しており、そのアイテムの説明欄に以下のように書かれています。
The eSports 2013 Collection
A portion of the proceeds from this collection will help support CS:GO professional tournament prize pools.
「このコレクションの収入の一部はCS:GOプロフェッショナルトーナメントの賞金プールのサポートを手助けします」
ということで、すでに Steam Community 上に表記が出ているのでこの機能が実装されるのは確定的でしょう。
CS:GOチームがTwitterでサイレンサー付きのM4A1が追加となることを発表。
熱心なユーザーが調査を行ない、この他にも新しい武器や新スキン仕様のアイテムが登場することが明らかになっています。
下側のリンクではAPIを通じて取得したと思われるアイテム名や画像を見ることができます。
上記により、『Counter-Strike: Global Offensive』にValve がこれまでに実施し大成功を収めている『Team Fortress 2』のアイテムドロップ + アイテム課金、『DOTA2』の賞金への収入分配といった仕組みが導入される可能性が非常に高いです。
両タイトルとも現在は 無料プレー + アイテム課金制を採用しており、Valveがアイテム課金で Counter-Strike: Global Offensive の運営を回していくことが可能となると判断すればゲーム自体は無料化される可能性が出てきました。そうなれば、プレー人口の増加や大会の活発化などが期待できます。
今週のアップデートがどうなるか楽しみです。