“アクション RTS”『DOTA 2』が Free to Playで正式にサービスインしたことが発表されました。
DOTA 2 が約 2 年間のベータテストを終了し、正式サービスが開始されました。
サービスは基本無料で、ゲーム内アイテムや有名トーナメント観戦権などのアイテム課金モデルを採用。
現在は月間 300 万ユーザーオーバー、最大接続数は 30 万以上となっており Steam における最大のコミュニティをもつタイトルに成長しています。
DOTA 2 をプレーする方法
現在はサービスが開始されたものの、急激なサーバー負荷を避けるために、登録順に順次招待してゲームをプレーすることが出来る仕組みが採用されています。
公式サイトでは、DOTA 2 ローンチにまつわるエピソード、サーバーの稼働状況、アーリーアクセスパス等の扱い、Mac、Linux が近日公開予定であることが日本語で紹介されています。
いわゆる「DOTA 系」と呼ばれるタイトルが数多く登場していますが、本家の後継タイトルである「DOTA 2」のジャンルは何なのか。
Steam の DOTA 2 ページにこの答えが以下のように説明されています。
Dota の属するジャンルをめぐって、たくさんの人がアイデアを出してきましたが、おそらくアクション RTS がもっとも表現として相応しいのではないかと思われます。 適切なジャンル名を与えることに長い時間を費やすことはしませんでしたが、われわれの多くがプレイを止められないくらいに、相当ハマってしまいました!
http://store.steampowered.com/app/570/
世界最大のユーザー数を誇る『League of Legends』を展開する Riot Games は自身のカテゴリを『Multi-player Online Battle Arena(MOBA)』と称しています。
韓国では開発会社やメディアがいわゆるDOTA系タイトルのゲームを『The Real Action Oriented Strategy(AOS)』という名称で統一呼称している現状です。
DOTA 2 のジャンルに関するインタビュー
ちなみに、Valve の 創設者であるGabe Newell 氏と DOTA 2 ディレクターの Erik Johnson 氏は 2011 年に行なわれた Gamasutra の インタビュー において DOTA 2 のジャンルが MOBA であるかという質問を受けていました。
Gabe Newell 氏は、MOBA が何の略かすらわからないと答え、Valve では DOTA 2 が Action RTS と呼ばれていること、自身としてはその略称である ARTS が好みであると回答していました。
これをきっかけにして盛り上がってくれるといいなぁ。
みんなやりましょ!