eスポーツ、FPS、MOBA、ゲーミングデバイスの最新情報を紹介する個人ニュースサイト

『Counter-Strike: Global Offensive』アップデート(2013-05-22)、コミュニティが不正等の審査を行なうOverwatchのベータテスト開始

Counter-Strike: Global Offensive

『Counter-Strike: Global Offensive』のアップデートがリリースされています(2013-05-22)。

Counter-Strike: Global Offensive Update Released

Release Notes for 5/22/2013

OVERWATCH

MISC

  • 新しい 2 つの Convars「cl_crosshair_drawoutline」と「cl_crosshair_outlinethickness」を追加した。クラシック crosshair の視認性を上げるために周りに黒い線を表示させることが出来る

Overwatch

「Overwatch」は報告された不正等についてコミュニティから選ばれた調査員が検証し、正しい不正報告だった場合に最終的に一時的な BAN を適用されることができるシステムです。

仕組み

  • 調査員は competitive ゲームでの勝利数、アカウントの使用期間、プレー時間数、Skill Group、迷惑報告された回数の少なさ等を元に決定される
  • 調査員は報告されたゲームからランダムに選ばれたデモを 8 ラウンドまたは 10 分相当見て不正や迷惑行為が行なわれているか確認する
  • 容疑者は「The Suspect」というプレーヤー名になり、テキスト・ボイスチャットはなし。他のプレーヤー名は置き換えられ、審査員は容疑者のプレー内容のみをチェックする
  • 複数人のチェックで不正な迷惑行為が認められた場合、該当プレーヤーは BAN される。BAN 期間はそのプレーヤーが行なった行為にもとづく。
  • 特に問題が認められない場合、処罰等は何も行なわれない
  • 調査員には参加レベル、スコアが与えられ正確な調査を行なう人物であるという信頼性の評価となる。レベルが上がると実行できる権限が強化される。
  • ベータ期間中は少ないケースで実施し、BAN の前に結果の見直しや分析を行なう。システムょ調整し信頼性と正確性を高めていく。

Overwatch がうまく機能すれば、Valve の対応を待つことなくコミュニティが素早く対応して良いプレー環境を守っていくことが出来そうです。

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

https://twitter.com/YossyFPS/
SNSでフォローする
YouTube

取材動画、ポッドキャスト等配信中。チャンネル登録をお願いします!


アフター6ジャンクション出演時アーカイブ
コメント (0)
  1. エージェント弥七 より:

    チートだけじゃなくて、暴言・嫌がらせなどの迷惑行為も審判対象になるんですね。
    VAC BANほど厳しくはないけど、BANの適用行為が広がってるわけで、運用が上手くいくか興味あります。

  2. Delgohan より:

    この調子でどんどんチート対策強化していってほしいですね。
    チーターの存在が一番ゲームをつまらなくしますからね。
    valveしかり無料系FPSの運営しかり、チート対策の重要性をもっと認識してほしいです。
    開発や運営は所詮ゲームをプレイはしてないのでどうもそこらへんが軽んじられすぎてますね。
    糞みたいなアップデートしてる暇あるならチート対策に時間と金を掛けるべきだということにそろそろ気づいた方がいい^^

  3. Diamond:Drake より:

    猫の手も借りたいってことですかね。
    それほどCheaterが多いのでしょうか

  4. くぁwせ より:

    valve本気だなぁ

  5. german より:

    海外フォーラムを見ているとチートツールがかなり蔓延していることがわかる。
    これは良いシステムだと思う。

  6. MamE より:

    無料化されるんならココら辺をしっかりしておかないと
    競技性保てないもんね