Valve が Orangebox Engine のゲームタイトルに Steam の新コンテンツ配信システム『SteamPipe』を採用します。
Orangebox engine games on SteamPipe
SteamPipe は、Valve が開発した新たなコンテンツ配信システムです。
Steam の Linux クライアントのリリースと同時に提供が開始され、Counter-Strike1.6 や Half-Life といった旧タイトルに適用されていました。
SteamPipe 導入のメリット
- より高速で快適なダウンロード
- より高速なゲーム起動とマップ読み込み
- より簡単な配信、インストール、MOD 管理
- よりスムースな dedicated server 配信とアップデート
OrangeBox タイトル
- Team Fortress 2
- Day of Defeat: Source
- Counter-Strike: Source
- Half-life 2: Deathmatch
どんなことが起きるか
- .GCF ファイルに代わって、DOTA2、CS:GO、L4D2 に使用されている VPK ファイルを採用。
- ゲームを起動するとコンバートが行なわれる。
- コンバートが終わると、ディスクの消費容量が減る(TF2 の場合 ディスクスペースに 1 ギガほどの余裕が出来る)
- カスタムしたモデル、HUD などを使用してる場合、単純な変更作業が発生する
- サーバー管理者は、新しいダウンロードツール Steamcmd を使用する。
- ゲームのインストールパスが変更になる
- 例) Before: Steam/steamapps/[username]/Team Fortress 2/.
- 例) After: Steam/steamapps/common/Team Fortress 2/.
- マップの格納パスが変更になる
- 例) Before: Steam/steamapps/[username]/Team Fortress 2/tf/maps.
- 例) After: Steam/steamapps/common/Team Fortress 2/tf/downloads/maps.
試しに Team Fortress 2 を起動してみましたが、まだ切り替えは行なわれていませんでした。
現在は TF2 beta が新システムを採用しており、こちらで MOD 等の挙動を確認することができるようになっています。
カスタム HUD 等の変換方法については、情報元の記事に O 掲載されていました 。
情報元