Source Engine をベースに競技的なCounter-Strikeを開発する 『CSPromod』プロジェクトを率いる Alexander “alex” Garfield 氏のインタビューが HLTV.org に掲載されていました。
「CS:GO が登場したことで CSP の需要は無くなっていまったのではないか」と思っている人は少なくないと思いますが、これらについて HLTV.org が alex 氏に質問をぶつけてくれました。
読んでみたら面白い内容でしたので、例によってざっくりと日本語にしてみました。
alex: 私たちはプロジェクト成功のために window を逃したのであり、まったく後悔していません。CSP は CS:GO を競争相手としてみていません。CSP と CS:GO は構造やゲームプレーなどにおいて完全に異なります。
alex:これは誘導的な質問ですね! 私はまずその前提に全く同意しません。
私たちは CSP が CS:GO よりも優れているとは思っていません。
コアゲームプレーの要素が違うだけです。
alex:少なくともあと 3 ヶ月はかかります。
ゲームのアップデートやパッチをコンスタントにリリースしていくことで、オフィシャルリリースにつながっていくでしょう。
alex:思いません。私たちは、プレーヤー達がゲームをプレーするのは彼らが楽しいからであり、名前でプレーするわけではないと考えているからです。私は人々が「Counter-Strike コミュニティ」について話すときに、あきれてしまいます。2005 年以来、基本となる Counter-Strike のバージョンがあるだけで、統一された Counter-Strike コミュニティがあるわけではないのです。
私にとって、CS1.6、CS:Souce、CS:GO は構造やゲームプレーが全く異なる別のゲームです。もちろん、プレーヤーベースでは共通部分がありますが、これらのタイトルはまとまったコミュニティを共有していたわけでは全くありませんでした。
ですから、「Counter-Strike Community」が分裂するというよりも、「Team-Based PC FPS Community」が分裂するという方が正確な言い回しだと思います。
私のポイントは、異なる Counter-Strike タイトルの何が違うのかということです。名前を共有している? すべて Bomb/Defuse フォーマットを採用している? 銃の名前が同じ? 私にとってこれらは非常に表面的でちいさくな違いです。
異なる Counter-Strike を繰り返しプレーしたことがある人ならば、構造やフィーリングにおいて完全に別物であることを誰でもわかっています。ですから、思い違いをするのはやめましょう。ゲームに 1 つのバージョンだけしかなかった時から「統一コミュニティ」はありませんでした。
そういうことで、CSP プロジェクト CS:GO と競争しているのではありません。CS:GO の開発者をリスペクトしていますし、CSP は CS:GO とは全く別物です。
両方をプレーしたことがある人が、仕組みが完全に別物であることをあなたに教えてくれるでしょう。CSP で起きることにかかわらず、CS:GO を楽しんでいるプレーヤーは、CS:GO をプレーし続けるでしょう。CS:Source を楽しむ人は CS:Source をプレーすることを続けます。Call of Duty を楽しむ人は Call of Duty をプレーすることを続けます。
コミュニティは数年にわたって「統合しろ! 統合しろ! 統合しろ! 統合しろ! それが Counter-Strike コミュニティを救う唯一の方法だ!」と主張していますが、これには全く同意できません。私にとってそれは低いバー設定です。
人々が Counter-Strike コミュニティについて忘れている 1 つの事は、現在の状態が 2000 年代中頃と比べて小さなパーセンテージとなっており、現在のハードコアな CS1.6、CS:Source、CS:GO プレーヤーを統合したとしても当時の規模にすら近づかないということです。
私たちのゴールは、CS:GO、CS:Source からプレーヤーを「奪う」ことではありません。
CSP のゲームプレーは構造的に CS1.6 に最も近いので、多くのプレーヤーが味方になってくれることを願っています。しかし、その一方で CS:Source や CS:GO を完全に楽しんでいるプレーヤーたちに、CSP をプレーするよう頼むようなことはしたくありません。
プロジェクトのゴールは、5 年の間に魅力的なタイトルが無くなったことによってチームベース FPS のコミュニティを去って行った数百万のプレーヤー達をコミュニティに戻すことです。
そのようなプレーヤーは向こうにいます。そして、彼らは 2005 年、2006 年、2007 年に仲間達と試合や混合ゲームをしたことを覚えています。まだ PC を所有しています。オンラインゲームをプレーしています。チームベースの FPS をプレーしていないだけです。DOTA2、League of Legends、StarCraft2、もしくは多くのタイトルの内の 1 つ、FPS ではない何かをプレーしているのです。
もし、あなたの公式が [CS 1.6 Player Base] + [CS:S Player Base] + [CS:GO Player Base] = [All Eligible CSP Players] であるならば、ポイントを完全に見誤っています。私たちは、プロジェクトが既存の Counter-Strike タイトルからプレーヤーを「奪う」ことなく非常に成功することを信じています。
alex:それはプロジェクトの障害ではないどころか、障害であるとさえ思いません。もう一度言いますが、あなたは「CS:GO vs CSP」という思考をやめる必要があります。それは私にとって何の意味もありません。
人々は同じ論調で「DOTA 2 vs League of Legends」について議論していますが、同じく意味がありません。それは競争ではないのです。
alex:私たちはフィードバックしたいと思うすべてのプロゲーマー達からフィードバックを集めています!
alex:Valve と働きたいですね! 私たちは、CS:GO を CSP の競争相手としては見ていないですから。
alex:新しいバージョンを売り込んだり、プレーヤー達の顔の前に新機能をぶら下げてみせるよりはむしろ、ゲームをもっとより頻繁にアップデートしていくと言いたいと思います。
このような約束は歴史的に守られてきていないと思います。行いは言葉よりも雄弁ですから、パッチやアップデートを継続的に提供することで、みなさんの信頼を得ていきたいと思います。
良い事言うね
CSPはalexのValve就活の提出作品
世間はGOとCSPを比較するのに、
当の本人は、それは比較すべきことではないとお茶を濁す。
真正面からぶつかればよいのに、
逃げてばかりいたらよい結果にはならない。
誰もがそう思うはず。
やや残念なインタビューでした。
根底のコンセプトが違うもの
>>3
比較することが無意味だということをそろそろ気づこうぜ。
あなたは「CS:GO vs CSP」という思考をやめる必要があります。
これ名言
期待していいのかな・・・?
難しい問題ね
最初からこういう考えじゃなかったのかもしれないけど、もう何年も諦めずにやって悟りの境地にでも達した感じ。
ただ、国内のプレイ人口的な意味でどれかに統合されると嬉しいよね。。できればCSPで。
開発のペースがめちゃめちゃ遅い時点で誰も見向きもしないと思うんだけど。
CSのシーンだって面白いやつ1本にならないとどれも中途半端で終わってしまうし。
1.6がオンリーワンの王道タイトルだったわけでしょ~?
言ってることがおかしいですね。
CSはCSで面白いしCS:PはCS:Pで面白いから俺はどっちでもいいよ
早くリリースしてくれればそれで
例えば俺が100万ぐらいのPayPalをこの人に送ったらどんくらい開発速度早くなるかね
時速10kmが13kmぐらいにはなってくれるかな?
趣味でやっているのならともかく、収入を目的にしているのなら、CSP VS CS:GO は避けられない壁ではあると思うけどな。
と言うことは、趣味でやっているのかな?