Fragbite に Ninjas in Pyjamas の新メンバー friberg 選手の紹介記事「Get to know NiP-friberg-」が掲載されています。
Ninjas in Pyjamas は 2000年~2007年にかけて活動し数々の国際トーナメントでタイトルを獲得した伝説的な Counter-Strike チームです。
その NiP が、先日 Counter-Strike:Global Offensive で活動を開始すると発表。
メンバーは SK Gaming や Fnatic に所属していた Counter-Strike1.6のトッププレーヤー、そして同じく Counter-Strike:Source のトッププレーヤーで構成されています。
今回は、その中のメンバーの1人 friberg 選手を紹介する記事となっています。
個人的にどのような選手だか気になったので読んだついでにざっくりと和訳してみました。
Adam “friberg” Friberg は Dublin に住む 20 歳。現在、Friberg は仲間の忍者 Robin “Fifflaren” Johansson と共に IT 企業の IBM で働いており、アイルランドの首都で生活を送っている。
Fifflaren は、Friberg が IBM で働く時間を短くしプレーや遠征により時間を割けるようスウェーデンの実家に引っ越した。
Friberg はスウェーデンのヨーテボリで育ち、スポーツに高い関心を示した。若い頃にはアイスホッケーをプレーしていたが、結局はゲームにのめり込んだ。2000 年頃にコンピューターゲームをプレーし始めたが、非常にカジュアルにプレーしており、その中に FPS タイトルを見つけることはできなかった。
Friberg は多くの Counter-Strike プロゲーマーとは異なり、2005 年に買った Counter-Strike:Source が初めての Counter-Strike シリーズのタイトルだったので Counter-Strike1.6 をほとんどプレーしなかった。Counter-Strike のクラシックバージョンを学校でとてもカジュアルにプレーしただけであった。
Friberg が CS1.6 を少しプレーしていたとしても、より新しいタイトルを好むので、CS:Source をプレーし始めただろう。CS:Source を購入してから 3 年後、Friberg はゲームを真剣にプレーするようになり、自分に才能があることに気付いた。
「2008 年に混合試合を初めてすぐに aiming の才能があることに気付きました。2008 年の終わりか 2009 年の初め頃に、初めて真剣なクランに加入しました。デンマークの LAN イベントに行きたくさんプレーしましたよ。」
2010 年、Friberg と所属チーム Blight は DSRack に参加するためにデンマークへと向かった。彼らはグループステージでヨーロッパのベストチームの 1 つを破っただけでなく、アメリカの Team Dynamic と 5 時間に及ぶ死闘の末にトーナメントで 2 位の座を掴み取った。
デンマークでのパフォーマンスの後に、Friberg は当時のスウェーデン最強チーム 30P-Gaming から加入のオファーを受けた。チームは Dublin にゲーミングハウスを所有しており、4 人のプレーヤーがそこで働き、共同生活を送っていた。
「30P-Gaming では多くの事を学びプレーヤーとしても成長しました。今日の自分はがあるのは 30P-Gaming のおかげです。」
そして、新たなタイトル Counter-Strike:Global Offensive へと進むために、Friberg が CS:Source を去るときがやってきた。
プレーヤーからのフィードバックが真剣に検討されるのと、Valve がゲームのアップデートを継続的に行なっているのが CS:GO を気に入った理由だ。
「IEM New York で Europe vs America を見てから、どのくらいゲームがアップデートされたかを考えてみてください。CS:GO はどんどんよくなり、多くの人々はゲームをプレーするようになるでしょう。」
そして現在、Friberg は CS1.6 と CS:Source のベストプレーヤーという信じられないラインナップを持つ Ninjas in Pyjamas (NiP) の一員となった。
NiP は世界最高のチームとなることに専念している。friberg 自身によると、彼らが究極のチームであることが目標を達成しようとする理由だ。
「NiP は CS1.6 と CS:Source からベストのプレーヤーを集めたチームです。CS:GO は CS:Source に似ているので私たち CS:Source プレーヤーには有利です。そして、CS1.6 プレーヤーのスキルとプレースタイルを持つ NiP は究極のチームと言えるでしょう。」
新たな NiP プレーヤーとなった Friberg は何においてチームに貢献するのだろうか? 彼自身によれば、自身の aim を信頼しており、ラウンドで攻撃を開始しようと試みる種類のプレーヤーなのでチームの役に立つかも知れない。
「私は aim に自信のあるプレーヤーで、ラウンドの開始にデュエルを挑みエントリーフラグを獲得しようとすることから、ゲームにおいて重要なファクターとなります。また、チームのためにマップの可能な限りの情報を提供するためにクリアすることにもトライします。」
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IBM に務めるプロゲーマーとはものすごいですね…。
この記事によれば、両立しながらの活動になるということでしょうか。
『CS:GO』は『DreamHack Winter 2012』でトーナメントが開催されることが発表されており、今後も大きな大会で採用タイトルとなっていきそうです。
NiP のように CS:GO をメインに活動するチームも増えてくるでしょう。
トーナメントさえ開催されれば増えてくると思いますけどね
あと3~4年くらいたてばコミュニティも市場も出来てくれば日本でもオンライン・オフライン大会が開催されるかな?