Razer USA 社長 の Robert “RazerGuy” Krakoff 氏にアーケードスティック『Razer Xbox 360 Arcade Stick』や Razer 製品についてインタビューを行なってきました。
RazerGuy: 格闘ゲームにおいて日本はとても大きな市場として注目しており、プレーヤーの皆さんはエキスパートだと思っています。そういった意味で、今回の Tokyo Game Show 2011 から日本で一番に、全世界に向けてアーケードスティックの発表を行なうのがふさわしいと考えたのです。
RazerGuy: はい。普段はプロのプレーヤー達と協力して開発し、フィードバックを製品に反映させています。しかし、そうするとプロゲーマーだけの目線で作り上げたものになってしまいます。今回の製品コンセプトは、プロゲーマーだけでなく一般ゲーマーの意見も広く取り入れて幅のあるものを作り上げようというものです。
そこで、ゲーマーからのフィードバックが非常に大切になってきますのでテスターを一般公募することしにました。格闘ゲームが確立している日本のプレーヤーの生の声を聞けたらと思います。
RazerGuy: Razer では格闘ゲームのリサーチをしているのですが、やはり日本から一番多くのプレーヤーを選びたいと思っています。あとはヨーロッパ、アメリカですね。改造やカスタムをするプレーヤーをテスターのメインに選ぶ予定ですが、その他はランダムに選考したいと思っています。
RazerGuy: そうです。現在はサンワさんのボタンを採用していますが、他のメーカーさんのものに付け替えることが出来るようなものを作る事を目指しています。目標としては、最大限にカスタマイズ出来るアーケードスティック。価格についてもがんばりたいと思っています。プロからアマチュアまでに受け入れられる製品にしたいですね。
これから試作品を 2 つ作る予定で、そこからテスターのフィードバックを反映してという繰り返しで製品を完成させていくことになります。おそらく、発売するのは 1 年後くらいになるのではないでしょうか。
RazerGuy: 今回の製品は、オープンマインドで開発を進めていくものですから、どのようになるかはコミュニティからのリクエストやアイデアによって決定されます。マクロや LED カスタマイズが欲しいという要望があれば、是非特設サイトから意見を送って欲しいですね。
RazerGuy: 今回の TGS で、日本のみなさんにコミットメントしましたので、将来的に Razer が格闘ゲームプレーヤーと契約していくという事は視野に入れて進めていきたいと思っています。
RazerGuy: PC ゲーマーに使っていただくというのももちろんですが、最もフォーカスしているのは携帯型ゲームをやっている方ですね。持ち運び出来るというゲームの市場には、Razer にはまだ見えていないものがあると思うので、そちらの市場を意識しています。
ただ、コンソールゲーマー用というとそうではないと思います。PC ゲーマーの方はトーナメント、LAN パーティ、BYOC で利用出来ますし、そこに向かう間でもゲームを楽しめます。現在、インテルと共同で開発を進めており、稼働時間については発表時よりも 1 時間ほど長くできそうです。より良いものになるよう努力していますし、市場に影響を与える製品にしたいと思っていますので期待していてください。
RazerGuy: それは非常にシンプルです。「Enhanced Gaming Experience」ということです(※ゲーム体験を高めるという感じでしょうか)。
Razer はそのためにイノベーションを起こし、ユニークで高品質な製品を作り上げなければなりません。箱を開けてすぐに使えるということも非常に大切にしています。
RazerGuy: 私のですか? そうですね。マウスは Razer DeathAdder Black Edition、マウスパッドは Razer Destructor、キーボードは Razer BlackWidow Ultimate Stealth Edition、ヘッドセットは Razer Tiamat7.1 ですね。アメイジングな製品ですよ。
RazerGuy: すいません、今は何も言えません。余計なことを言うと CEO に引っ叩かれてしまいますから(笑)
RazerGuy: まず最初に Razer を応援してくれてありがとうございます。素晴らしい人々やゲーマーがいる日本コミュニティの一部となれている事を誇りに思います。
Razer は Xbox360 用のコントローラー『Razer Onza』を日本では完全に日本語に対応したリミテッドパッケージで展開しています。ゲーミングキーボード『Razer Blackwidow』と『Razer Anansi』では日本語配列版をリリースしました。
このように日本用の製品が続々と出てきていますので、末永く製品をお使いいただけたらと思います。
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ということで短い時間でしたがいろいとお答えいただく事が出来ました。Razer Blade の値段に突っ込もうと思ったのですが空気的に無理でした。
『Tokyo Game Show 2011』に出展されている Razer ブースには、『Razer Xbox 360 Arcade Stick』のプロトタイプ版が 4 台設置されており、こちらを使用して『Super Street Fighter 4』をプレー出来るようになっています。
一般公開日となる 17 日(土)は Starcraft2 プロゲーマーによるゲーム講座やエキシビジョンマッチイベントが、18 日(日) には Razer TGS Tournament 決勝戦や Super Street Fighter IV の日本トッププレーヤーのエキシビジョンマッチが行なわれます。
Razer ブースで行われるイベント情報の詳細は特設サイトから見ることが出来ます。
頭がデスアダーですね
LS-32-01が使える様に見える・・・
セイミツのパーツと換装できるのなら歓迎だなー。
社長初めて見た
頭にRazerのロゴ刺さってるけど大丈夫ですか?