fumio 氏 による『Microsoft Comfort Mouse 6000』『MicrosoftComfort Mouse 3000』のレビューが 4Gamer.net に掲載されています。
両製品は、新世代のトラッキング技術「BlueTrack Technology」を採用したマウスで、今後は『IntelliMouse Explorer 3.0』や『WheelMouse Optical』の後継的位置づけとして展開されていくであろうと思われるマウスです。
レビューでは形状の比較やセンサーのトラッキングテストが行なわれています。
トラッキングについては、高速操作時に不安定さが見られたとのこと。
両製品ともゲーミングマウスではなく一般向けに設計されたマウスということであまり良い評価とはなっていませんでした。
また,今後製造中止となるIE3.0やWMOからの乗り換え先候補として考えると,さらに悩ましいところ。IE3.0やWMOと形状が異なるマウスに乗り換えるのなら,CM6000やCM3000でなくても,Razer USAの「Razer DeathAdder 3500」や「Razer Abyssus」,あるいはZOWIE GEARの「EC1」といった,似た形で高性能な製品が選択肢に挙がってくる。そこからあえてCM6000やCM3000を選ぶ理由は,価格の安さぐらいしか思い当たらない。
あえて言うなら,「IE3.0やそれに近い形状のゲーマー向けマウスを使ったことがなく,かつ,ゲームにもそこそこ使えて,量販店の店頭で購入できるマウスを探している」という場合なら,CM6000は選択肢として一考に値するだろう。ただ,CM3000は,左右メインボタンの誤動作が怖いため,WMOからの乗り換えでなくても,できることなら避けたほうが無難である。
いずれにせよ,両製品とも手放しにオススメできるわけではない。気になった場合は,一度店頭などで触ってから判断するほうがいいだろう。
SideWinder シリーズに『IntelliMouse Explorer 3.0』や『WheelMouse Optical』ライクな形状と次世代センサーを搭載したマウスが出てくる事を期待したいところですね。