本日、東京・秋葉原にて開催された『Special Force Golden Cup 2011』で UHS Athlete が優勝となりました。
順位
『Special Force Golden Cup 2011』は、冬と春に行なわれた公式オンライン大会で出場権を得た 4 チームが参加し、シングルイリミネーショントーナーメント形式を採用して実施されました。
今大会は世界大会で使用されているクライアントが採用されているため、観戦がしやすくなっている他、グレネードの起動が若干変化してしまう問題などが改善されているとのことでした。
1 試合目のマップは抽選の結果 Desart Camp に決定。両チームの代表によるじゃんけんの結果、UHS Athlete がレッド、Emotive Moment がブルーサイドで試合が開始されました。
オープニングラウンドは Emotive Moment が獲得。試合はマップ中央での交戦が多く、スピーディな展開に。チームがラウンドを交互に取り 3-3 に。最終ラウンドは UHS Athlete が獲得し 4-3 で折り返し。
後半は UHS Athlete がオープニングから 4 ラウンドを連取し 8-3 で勝利となりました。
2 マップも抽選の結果、1 試合目と同じく Desart Camp で実施。展開が早いことから運営サイド的にはありがたいマップとのこと。
STD Gaming がレッドサイドでスタートし、ファーストラウンドは vouLus が獲得。vouLus はオフラインイベントらしくラウンド獲得後や試合中に大きな声を出してテンションを上げてチームを盛り上げていきます。この結果、vouLus は勢いに乗り 4 ラウンドを連取。STD Gaming は 5 ラウンド目にボムを設置からの展開で敵を制圧しラウンドを獲得。続く 6 ラウンドも早い展開からボムサイトに展開し 2連続勝利。しかし、続く 7 ラウンドはアグレッシブに守る vouLus が獲得し 5-2 とリードして後半へ。
後半は STD Gaming がオープニングラウンドを獲得。以降はお互いにラウンドを重ね STD Gaming が 6-7 まで追い上げましたが vouLus が 14 ラウンド目を獲得し 8-6 で勝利となりました。
試合後は vouLus の Jin 選手が「うちのチームは声が出ていたので、そこが紙一重の差となったのでは」とコメントしていました。
ファイナルはセミファイナルとは違い、3 マップ中 2 マップ先取の試合方式を採用(1 試合目 Missile、2 試合目 Satellite、 3 試合目 Train の順)。
1 マップ目
1 マップ目の Missile はじゃんけんの結果、UHS Athlete がブルー、vouLus がレッドで開始。
vouLus はセミファイナルのままの勢いでオープニング 2 ラウンドを連取。
過去の非公式大会では UHS Athlete に勝利した実績もあることから、王者 UHS Athlete を公式大会で劇はするのではないかという期待が膨らみ始めました。
しかし 3 ラウンド目は UHS Athlete も黙ってはやられておらず、Yuti 選手が 3 人抜きを決めてラウンドを獲得。その後は UHS Athlete が 3 ラウンド連続勝利して 3-2 に。その後は 6 ラウンドを vouLus、7 ラウンドを UHS Athlete がとり 4-3 で UHS Athlete が リードし後半へ。
後半、 vouLus が 5 人が固まり一点突破で設置を狙う一方、UHS Athlete は引き気味の配置で守りボム設置後からの取り返しを狙うというような展開で一進一退の攻防を繰り広げそれぞれラウンドを取り合うシーソーゲームに。
UHS Athlete がリーチをかけたラウンドで、なんと残り 1 人となった vouLus の Acton 選手のクライアントにトラブルが発生。ゲームに戻り試合を再開させる事が出来ない場合はルールにより負けとなってしまうとのことなのですが無情にもゲームに復帰することは出来ず UHS Athlete が 8 ラウンドを獲得し勝利となりました。
2 マップ目
2 マップ目の Satellite は UHS Athlete がブルー、vouLus がレッドでスタート。
1 マップ目で残念な負け方となってたしまった vouLus が気持ちを切り替えてラウンドを取得。続く 2 ラウンド目は UHS Athlete の Yuti 選手が果敢に裏取りを試みるも鉢合わせと成り気づかれてしまいますがグレネードを有効に活用しダメージを与え、その後引いてからの見事な立ち回りで 3 人抜き。
3-1 で UHS Athlete がリードして突入した 5 ラウンドでは、1-3 で不利なシチュエーションから vouLus の Jin 選手がラッシュで詰めてきた UHS Athlete の 2 選手を撃破し、そのままの流れでお互い 1 撃当てれば勝ちというギリギリの体力同士で攻防を繰り広げ、大逆転となるかという手に汗握る展開でしたが、Testtie 選手が冷静にハンドガンで 1 ショットを決めこのラウンドを勝利しました。
そして、6 ラウンド目は vouLus が取り返しましたが最終ラウンドは UHS Athlete が勝利し 5-2 と大きくリードして後半戦に突入。
後半は UHS Athlete が 1 ラウンド目を取るものの、2 ラウンド目は vouLus の守りがキレイに決まり一人も倒されること無く全員を撃破するパーフェクトラウンドを達成。 UHS Athlete は続くラウンドも同様の展開を試みますが次も vouLus が 3-1 の形に追い込みラウンド勝利。
続くラウンド、vouLus はディフェンスサイドながらもアグレッシブにラッシュをかける展開を試みますが UHS Athlete が上手い連携でこれを撃破しマッチポイントに。最後はそのまま UHS Athlete がセンターからの攻撃で撃破し 8-4 でラウンドを獲得。見事優勝となりました。
その後は、じゃんけん大会や参加選手の記念撮影などが行なわれ大会は終了となりました。
今回の大会の写真は Negitaku.org の Facebook ページにアップしましたので以下からご覧下さい。