ゲーミングマウスパッド『Razer Megasoma』のレビューです。
Razer Megasoma は「一切妥協しない」という目標を掲げて開発されたゲーミングマウスパッドです。
素材は非常に長持ちするシリコーンが採用されており、ハードマットがもつ優れたトラッキング性能と正確性、ソフトマットが持つ滑らかな滑りと制止力を兼ね備えています。
スペック
海外でリリース直後に『Razer Store』から 購入しました 。
マウスパッドのサイズは上記の通り。
大きさ的には、一般的なゲーミングマウスパッドと同じくらいですが、縦幅が若干少なめで比較的横長な形状となっています。
画像はメインで使っている大型ゲーミングマウスパッド『ZOWIE GAER G-TF』の比較になります。
サイズ的には、ローセンシで腕を振るように使うようなタイプの人でなければ収まりきる大きさではないでしょうか。
使用時にマウスパッドかマウスがはみ出てしまうことはありませんでした。
表面は、均一ではなく事実上 2 種類のパートに分かれています。
『Razer Megasoma』には、暗闇で Razer のロゴが光る仕組みがマウスパッドの右半分に大きく用意されています。
公式サイトによると、シリコーン中に蛍光塗料素材が埋め込まれているそうなのですが、触ってみると表面に付着しているのではないかと思うくらいにザラザラした感触が伝わってきます。
マウスを動かしてみるとわかりますが、中央を越える当たりでこすれる音が変化するほどの違いがあります。
滑り具合としては、手持ちのものですと『SteelSeries Qck mass』よりも若干滑りが良いくらいの位置づけでした。
マウスが安定して始動し、変わることなくキッチリと止めることが出来ます。
ただ、前述の通りパッドの右側に入るとザラザラして抵抗が強くなるため、自分の場合は意識して左半分しか使わないような使用方法になってしまいました。
正直なところ、発光素材はナシで均一な表面としてデザインしてくれた方が機能的にはありがたかったいです。
(発光自体もそんなに明瞭ではないですし)
裏面は、表面素材と同じくシリコーンですが、ツルツルとした加工が施されているようです。
こちらは、木製デスク、コルクシート、人工大理石などで試してみましたがピタリとくっつき全くプレません。
ただ、細かな汚れは付着しやすいようで、何度も場所を変えてテストしているうちに埃が細かく付着していました。
こうなった状態で試したところ、グリップはかなりダウンしマウスパッドが横滑りするようになりました。
水洗いすることができるパッドなので、裏面の汚れが目立ってきたら汚れを落とすように心がけるべきです。
マウスパッドは、以下の 4 製品と共に使用してみました。
Razer Mamba、SteelSeries Xai では、ポインタが暴れてその場から動かなくなってしまうということがそれぞれ 2 ~ 3 回ほどありました。
残念ながらどのようなケースで発生するのかまでは特定できませんでした。
公式には、光学・レーザー両対応となっていますが上記のようなケースもあったと認識していただけたらと思います。
尚、光学式マウスでは特に問題はありませんでした。
布とプラスチックの両方の滑り・止りを持ち、「布より滑り、プラスチックほど滑らない」という印象のパッドです。
良い点
悪い点
なんといっても、素材の効果なのか表面の均一性が高く、滑り出しから停止までがとにかく一貫している印象を受け操作がしやすいです。
滑り出しが速いのがよい、止りがしっかりしているのがよいなどざまざまな要望はあるかと思いますが、一貫した滑りを得たいという人にはお勧めできるパッドです。
12 月~ 1 月末の約 2 ヶ月は、職場で 1 日 8 時間ほど使用していましたが、表面にに黒ずむような汚れはありませんし、滑りについても悪くなっているようなことはありませんでした。
耐久性も製品の売りですが、少なくとも 2 ヶ月程度は快適な状態で使用することが出来ると思います。
購入する上で気になるのはやはり値段でしょう。
自分が購入したのは公式ショップの『Razer Store』からなので、マウスパッド単体の値段は $49.99 でした(当時のレートで 4,600 円くらい。ただし送料が $30 …)。
送料なしで公式ショップ価格ならば、自分的に買い直しする際には選択肢に入れても良いと思っています。
滑りの安定性に魅力を感じることが出来る人にはオススメです。
Razer Elite 店舗がある方は、是非とも実物を体験してみてください
現状の個人的評価
欲しいけど高いです。
欲しいけど高いです。
高いし見送りかなー・・・