2019年12月17日
ボイスチャットソフト『TeamSpeak 3』のオープンベータテストが開始されました。
世界的に注目されていたようで、リリース直後は TeamSpeak 社の Web サイトが落ちてしまうほどアクセスが集中したようです。
『TeamSpeak 3』には、低遅延性の向上、チャンネルごとの権限管理、Logitec 社製の G15 キーボードへの対応など最近のボイスチャットソフトには当たり前の機能の他に、新コーデック CELT の採用による音質の向上や 3D Sound Effect 機能、ファイル転送機能などが追加されています。
洗練されたインターフェイスで、直感的に操作できます。ただし、表示言語は英語かドイツ語で、日本語はありません。多言語対応できるように作られているので正式リリース版のころには日本語にも対応しているかもしれません。
TeamSpeak3 から開発のためのプログラミング言語を C++ 言語に移行したため内部的にはまったくの別物になっており、このため開発にもかなりの時間を要した様子です。そのためポテンシャルは未知数です。
サーバソフトウェアも公開されており、非営利の組織や個人に限りサーバをホスティングできるようです。最大接続数は 32 人ということで、βのうちは大規模な公開サーバは期待できないかもしれません。ライセンス上は登録をすれば 512 人まで接続できるサーバを建てれるということですが、まだ登録の手段が用意さていない様子です。
各 OS ごとに 32bit 版と 64bit 版が用意されているので自分の環境に対応したものを公式サイトからダウンロードすると良いでしょう。