東京・調布の『 電気通信大学 』にて開催された eスポーツイベント『UEC CUP 2009』のレポートです。
UEC CUP の UEC は the University of Electro-Commuinications “e-sports” event の略称で、e-sports についての講演、e-sports の世界を知ることができる映像上映、誰でも気軽に参加できる連勝イベント、そして日本のトップクラスプレイヤーを招いた対戦会が行われました。
伊藤研では AI に関する研究が行っており、『Warsow』のトッププレーヤーに協力を仰ぎ、人間らしい動きをする BOT の研究開発などもすすめられているとのこと。
以下が展示されていた資料です。
タイムスケジュール
午後から会場入りしたので、講演は参加できず。
後日資料が公開されるようです。
電気通信大学発となるeスポーツイベント『UEC CUP』の競技タイトルは、プレイステーション 3 版の格闘ゲーム『鉄拳 6』。
当日参加を含む 13 名の選手が参加し、3 つの予選トーナメントを実施。
各トーナメントを勝ち上がった 3 名がリーグ方式で優勝を争うという流れで行なわれました。
進行は eスポーツ関連の講演やイベントプロデュースなどで当サイトではお馴染みのグルーブシンク代表取締役の松井 悠 氏。
解説は、ゲーム雑誌『アルカディア』などで活躍されているゲームライターの金子氏でした。
入賞者にはトロフィーと、学生祭らしく『水泳部の焼き鳥盛り合わせ引換券』が贈られることになります。
こういったトロフィーがあるだけで、かなり競技大会らしい感じになるので他のイベントなどでも用意されると良いかも。
単なるゲーム大会ではなくeスポーツ大会ということで、試合開始・終了時には選手たちが握手をしてあいさつし健闘をたたえ合いました。
各トーナメントを勝ち抜いたのは、ヒラオ選手、ミヤケ選手、チョウ選手の 3 名。
優勝は鉄拳 6 をプレーしているという、ヒラオ選手。
電気通信大学進学希望で見学に来たついでに大会に参加したとのことでした。
準優勝はこちらも留学生として進学を希望しているチョウ選手でした。
今回初めてプレーしたとのことですが、鉄拳シリーズはなんとなくボタンを押していても技が出たりすることもあり見事準優勝となりました。
順位
入賞者には伊藤先生よりトロフィーや賞品が授与されました。
今回イベントに参加した選手の多くが「鉄拳シリーズを昔プレーしてことがある」くらいの実力。
空中コンボや投げが決まるごとに会場から声があがり、なかなかの盛り上がりでした。
やはり、格闘ゲームは単純にわかりやすいのが良いですね。
小さなお子さんも観戦しており「パンダつよいの?」とご両親に聞くというようなほのぼのしたシーンもありました。
こういった形で eスポーツに触れて興味を持つ人が増えていくかもしれませんね。
パンダは強かったです