今月初旬に中国・成都で開催された『The CPL china lan party 2009』のイベントレポートが ITmedia Gamez に掲載されていました。
レポートは『World Cyber Games』日本予選プロデューサーやIGDA日本デジタルゲーム競技研究会などでお馴染みの松井 悠 氏によるものです。
『The CPL china lan party 2009』は、2008 年 8 月にアラブの投資グループによって買収され、新たに生まれ変わった『Cyberathlete Professional League(CPL)』初のイベントとなります。
イベントは、1 万台以上の PC を同一ネットワークに接続することに成功したギネス記録を持つ世界最大級の LAN ゲームパーティ『DreamHack』と提携しての開催となりました。
イベントでは、格闘ゲーム『Street Fighter 4』、FPS 『Cross Fire』、MMO RPG 『Dungeon & Fighters』、スポーツ『Pro Evolution Soccer』、RTS 『三国争覇』の大会や、S2 Games の DotA クローン『Heroes Of Newerth』の出展などが行われたそうです。
レポートを読む限りでは、今回のイベントは LAN ゲームパーティがメインで、旧来の CPL ファンが望む競技主体のものではなかったようです。
開催前後に海外の情報サイトをいろいろとチェックしましたが、中国圏のニュースサイトが開催にについての告知や簡易レポートを掲載している以外は、今回の CPL についての情報はほとんどみかけることがありませんでした。
CPL は 2009 年度中に 2 回の国際イベント開催を予定していることを発表しており、その一つはアメリカになることが明らかにされています。
CPL 発祥の地であるアメリカ開催では、本来の形に近い競技主体の運営となるでしょうか?
ただ、レポート内では CPL が来年の上海万博でのイベント開催を検討中と書かれているので、上記の予定が現実となるのかは不明です(発表は 2008 年 10 月)。