『QPAD』の超大型プラスチック系ゲーミングマウスパッド『QPAD|HeatoN』のレビューです。
使用期間は 9 月 15 ~ 24 日までで、主なプレーゲームは Quake Live、Team Fortress 2、Counter-Strike(CZ 含む)などです。
※以前は『QPAD HeatoN gaming mouse pad』と記載していましたが、パッケージの表記が『QPAD|HeatoN』となっていたので今回はこちらで統一しています。
QPAD|HeatoN はプロゲーマーの Emil “HeatoN” Christensen 氏がこだわる「パーフェクトな滑り」「マウスがはみ出ることのない大きさを」という 2 点を重視して開発されたプラスチック製のマウスパッドです。
マウスパッドは 3 層構造となっており、サイズは「横 435mm ×縦 365mm ×厚さ 4mm」と現在のところ 最も大きな面積を持つプラスチック系マウスパッド となっています。
3 層構造
厚さ 4mm は最近のゲーミングマウスパッドでは定番となっている厚さです。
4mm の厚さがあることで衝撃が十分に吸収され、表面が常にフラットな状態となるため aiming 時の安定感が増し、精度に影響します。
QPAD|HeatoN がどのくらいの大きさなのかを見てもらうために、いくつかのマウスパッドと重ねて写真を撮ってみました。
ゲーミングマウスパッドとしては標準的なサイズである S&S や Qck mass が小さく見えてしまいます。
ただ、見ての通りかなりの大きさなのでデスクを選ぶことになるのは間違いありません。
自分の環境だと下が若干はみ出る形になってしまいました。
このような状態だと、マウスを下の方に持って行きすぎるとパッドがゆがんでしまい安定さが失われます。
パッドを完全に正しい状態で置くことが出来る環境が理想です。
書くまでもありませんが、サイズ的にマウスがパッドからこぼれるということは使用期間中一切ありませんでした。
『SteelSeries S&S solo(旧版)』と『SteelSeries SP』が明らかにザラザラとしているのに対し、『QPAD|HeatoN』の表面はツルツルというわけではありませんがきめ細やかな加工がされているようで滑らかな感じです。
上記 2 つのプラスチック系マウスパッドと滑り具合を比較してみましたが、『QPAD|HeatoN』は 2 製品よりも初動が速く圧倒的に滑ります。
表面のところで書いたとおり、表面の加工がきめ細やかでブレーキがかかりにくくなっているためこの速い初動と滑りが実現されているのではないかと思います。
そのため、止まり具合についてはピタリと止まるというような表現を使えるほどではない感じでした。
ゴムベースの特徴的な折り目のある裏面となっています。
比較してみたところ SteelSeries SP と同様のもので、目の向きが逆になっていました(QPAD|HeatoN は矢印の先側が右下向き)。
設置面積が大きく、重量・厚みがあるためグリップ力は抜群です。
「パッドを動してやろう」という気持ちで全力でマウスを動かして実験してみましたが、マウスを動かす動作でパッドがずれることはありませんでした。
この他にも指でずらしてみたりということも試しましたが問題なしでした。
パッドを横から押すような動き以外では、パッドがずれることはないでしょう。
土台がしっかりしていることで aiming の精度が非常に安定すると思います。
『QPAD|HeatoN』について言えるのは、とにかく安定しており信頼感があるいうことです。
大きさ・安定感・初動・滑りという要素を兼ね備えたプラスチックパッドということで個人的にはかなり気に入りました。
「止まりは自分でどうにかするので、初動及び滑りを重視したい」という人や、「とにかく大きなプラスチックパッドが欲しい」という人にオススメできます。
これぞプラスチック系パッドという初動と滑りの良さ、裏面のグリップ、厚み、大きさによる安定感はとても魅力的です。
逆に、置く場所がない人、止りやすいパッドが好みという人にはあまりオススメできないと思います。
※誤解の無いように書いておきますと、全然止まらないわけではありません
Good
Bad
現状の個人的評価
製品は日本でも販売予定で、海外では 5,000 円程度で売られているようです。
マウスパッドとしては高い部類かと思いますが、これほどの安心感を手に入れる事が出来るのであれば安いものではないでしょうか。
減点するようなところが少ない良いパッドだったと思っています。
表面很细腻
まさにパーフェクトな滑りなのかもしれませんね。
しかしサイズがでかい!
発売が待ちきれないです
どうでも良くなってたけど、やっぱり欲しくなった。