『Team Fortress 2』のアップデートがリリースされました(2009-09-15)。
Team Fortress 2 Update Released
Team Fortress 2 に対するアップデートがリリースされました。
アップデートはあなたの Steam クライアントが再起動されると自動的に適用されます。
変更点は以下の通りです。
Engine
- インストレーションが HLTV リレーであれば、tv_enable が false に設定されていてもクライアントが HLTV クライアントとして接続するのを許可するようにした。最近の exploit 修正で、tv_enable が false の場合にクライアントが HLTV クライアントであることを示すフラグを無視するようにしていた。しかし、リレーがこの Conver 設定を持たない可能性はある。
Additions / Changes
- Backpack improvement
- backpack を 100 スロット対応にした(50 個× 2 ページ)
- タイプによってソート可能になった
- Ctrl キーを押しながらの複数選択に対応した
- Alt-fire を押すことで Heavy がサンドイッチをドロップするようになった
- 1 度に 1 つのサンドイッチを落とすことができる。サンドイッチを落とすと Heavy からはサンドイッチが無くなる。
- Heavy は体力がフルの時にヘルスキットを取ることで再びサンドイッチを得ることが出来る
- taunt メソッドを使用してサンドイッチを食べると体力が完全回復するようになった
- 落ちたサンドイッチを食べたプレーヤーは体力が 50% 回復する
- Medic regen changes
- 回復の間隔が 1 ヘルス/秒から 3 ヘルス/秒に増加した
- 最後にダメージを受けた時間からの回復量の増加が 3 倍から 2 倍になった
- 結果として、古い回復はダメージを受けてからの時間を元に 1 ヘルス/秒から 3 ヘルス/秒(最大 10 秒)。新しい回復は 3 ヘルス/秒から 6 ヘルス/秒になった。
- Blutsauger
- “No critical hits”というネガティブな属性を”-2 health drained per second on wearer”に変更した
- Health drain stacks on top of the above Medic regen changes, lowering the base regen by 2h/sec (確認したけどいまいちよくわからないので…)
- “mp_windifference”サーバー ConVar を追加した(デフォルトは 0)
- X に設定したとき、チームが相手よりも先に X ポイントを獲得したならば試合は終了となる
- “Remember the active weapon between lives”オプションを Multiplayer->Advanced ダイアログに追加した(死ぬ前に使っていた武器で復活)
- “Disable weather effects”オプションを Multiplayer->Advanced ダイアログに追加した
- “Show non-standard items on spectated player”オプションを Multiplayer->Advanced ダイアログに追加した
- 設定すると(標準出設定されている)、spectating中に標準でないアイテムを持っているプレーヤーを表示するようになる
- Tournament mode changes
- 新しいアイテムホワイトリストはトーナメントでプレーヤーが使用するアイテムをコントロールすることが出来る
- “item_whitelist_example.txt”を追加した
- ホワイトリストに入っているアイテムを確認するコマンド”item_show_whitelistable_definitions”を追加した
- Tournament 用の Spectator HUD を追加した
- “Use advanced spectator HUD in tournament mode”オプションを Multiplayer->Advanced ダイアログに追加した
- 画面の上部に、class/health/respawn time/charge level と共に自チームの全メンバーを表示する
- Spectator のインデックスにチームメンバーが表示されるようになった。対応する武器選択キー(slot1 ~ slot12 コマンド)を押すことでそれぞれを観戦することが出来る
- idle プレーヤーチェックにチームを選択していない観戦者やプレーヤーを含むようにした
Bug Fixes
- 爆発半径(radius= 半径で OK?)ダメージの検知に球体ではなく軸方向に並んだボックスを使用するように修正した
- OBB(何の略?)の角で失う grenades, pipes, rockets の半径を 50% に増加させることで補正した
- Grenades/Pipes radius change: 132->159
- Rocket radius change: 121->146
- 結果として、爆発物はいくつかのアングルで半径が減少し、それ以外で増加するようになった。半径は現在一貫しており、角度は関係なくなった。
- Sniper が Huntsman を装備していてチームが負けた時に reference ポーズを使うのを修正した
- Spy が変装したクラスとしてプレーヤーを倒した後にそのクラスのレスポンスルールで話すのを修正した
- Medic が HUD に自チームに変装している透明になった敵 Spy を MedicCallerPanels に得ていたのを修正した
- Sniper がクリティカルブーストされている時に Huntsman でクリティカル弓矢を撃つことが出来なかったのを修正した
- Huntsman の火矢を持ったまま水中に飛び込んだ場合に、水面化で火矢を使うことができたのを修正した
- クライアントが phasing, taunting, 気絶で三人称視点になっているのを、”firstperson”コマンドを使用して抜けようとするのを防ぐためのチェックを追加した
- Halo glow エフェクトが変装 ・ 透明になった敵スパイのために隠されていなかったのを修正した
- 削除された時に装備が付属の particles を破壊しないのを修正した
- ゲームがポーズされた時に起きる player と viewmodel のシミュレーション問題を修正した
- sv_pure 2 において particle エフェクトを変更することが出来た Direct8 ベースの exploit を修正した
Community Requests
- “player_builtobject”ゲームイベントに対して作られるオブジェクトの entindex()を追加した
- CTF マップ作者がタイマーが切れるときにオーバータイムモードをオフにすることが出来るフラグを追加した
- TFPlayer に対して IgnitePlayer 出力を追加した
さすがValveさん、さらりとMedicに ゲームに大きく影響する変更が加えられていますね。
ややこしいのが多かったので間違いがありましたらご指摘下さい。
情報元
メディック強くなりましたね
Alt-fire を押すことで Heavy がサンドイッチをドロップするようになった
落ちたサンドイッチを食べたプレーヤーは体力が 50% 回復する
これで味方を救える!!皿は一体どっから…
どのように強くなったんでしょう?
ヒールの速度が速くなった・・・ということですか?
吸血注射針持ってると2HP/秒ダメージ受けるの?
メディックの回復速度は以前は一番速くて3HP/秒だったのが
今回のアップで6HP/秒になったってことなのか?
与えるダメージが1になったのかな?
>>-2 health drained per second on wearer"に変更した
多分メディックの自分ヘルス自動回復速度が秒間3HP→秒間1HPへの変更
だと思う
検証してみました。
・ダメージ
Blutsもシリングガンも敵に与えるのは12ダメージ。
Blutsは今まで通り、相手に当たると3ヘルスを吸収します。
・リジェネ
メディックの体力ギリギリのダメージ(149)を受けてから全回復するまでに、
Blutsは43秒なのに対して、シリングガンは29秒でした。
どちらも5秒までは1ずつ回復、そこから何秒間は2ずつ,何秒間は3ずつ・・・と回復するのは同じですが、
シリングガンは最高で毎秒6ヘルス回復するのに対してBlutsは最高で毎秒4ヘルスでした。
体力が3分の1ぐらいになってからは圧倒的にシリングガンの方が体力回復は早いですね。
・クリティカル
Blutsのクリティカルによって回復量は上下せず、シリングガンと同じ扱いです。