アメリカのeスポーツ発展を目指す非営利の公益慈善団体「USA Esports」が設立されました。

「USA Esports」とは

「USA Esports」は、以下を使命として設立された非営利の公益慈善団体です。

  • eスポーツ選手が国内外の大会で持続的な競技力を発揮できるよう支援する
  • eスポーツの普及を促進する
  • 選手、「USA Esports」会員、ファンにとって安全で良好な環境を育む
  • プロチーム・大学・業界関係者が参加する連携組織
  • 11のプロチーム、16の大学が参画

なぜこの団体が必要なのか

これまで

  • アメリカのeスポーツエコシステムは断片化して展開されている状況
  • 選手、プロチーム、大学、学校などが独自に活動を行なっており組織的な連携が行なわれていない
  • オリンピック等にeスポーツの代表を派遣するための統括団体がない

団体設立で目指す方向性

  • アメリカでは、「アメリカオリンピック・パラリンピック委員会」(USOPC)がスポーツの統括団体となっている
  • 「USA Esports」は、USOPCの認定を受けることが目標。「オリンピック」「パラリンピック」等にeスポーツのアメリカ代表選手を送り込む役割を担うことを目指す。

日本でも課題となった団体の統一

アメリカには「United States Esports Federation」(米国eスポーツ連盟)という団体も存在しており、こちらはeスポーツの国際大会にアメリカ代表を派遣する取り組みを行なっています。

「USA Esports」は、分散しているアメリカeスポーツを統合する動きとして注目されます。

一方で、複数の団体が存在することは、日本における過去の事例を想起させる側面があります。

オリンピック等の日本代表は、日本オリンピック委員会(JOC)が選手派遣の枠組みを担っており、選出の対象となるにはeスポーツを対象とする団体が日本スポーツ協会の加盟団体である必要があります。

日本は過去に複数のeスポーツ統括団体が乱立していたことがあり、これを1つに統一することが日本スポーツ協会に加盟するための課題となっていました。

現在は「一般社団法人日本eスポーツ協会」に統合され、「日本eスポーツ協会」に加盟が認められた状態となっています。

参画団体

プロチーム

  • 100 Thieves
  • Dignitas
  • TSM
  • Spacestation Gaming
  • FlyQuest
  • Cloud9
  • Team Liquid
  • NRG
  • Misfits Gaming
  • M80
  • Ghost Gaming

大学

  • ケンタッキー大学
  • オクラホマ大学
  • ノースダコタ大学
  • ジョージア工科大学
  • カリフォルニア大学ロサンゼルス校
  • メアリービル大学
  • シラキュース大学
  • カリフォルニア大学アーバイン校
  • ハワイ大学
  • ウィチタ州立大学
  • テキサス工科大学
  • ウェストバージニア大学
  • ベイラー大学
  • テキサスクリスチャン大学
  • ユタ大学
  • テキサス大学ダラス校

ボードメンバー

  • Dr. Bowen Chung (USA Esports理事長、大学客員教授、Team Liquidチームドクター)
  • Soren “Bjergsen” Bjerg (League of Legends元プロゲーマー)
  • Heather “sapphiRe” Mumm (Counter-Strike元プロゲーマー)
  • Dr. Gene Block (UCLA名誉学長・特別教授)
  • Carolayne Henry (大学スポーツ指導者)
  • Jordan “n0thing” Gilbert (Counter-Strike元プロゲーマー)
  • Mirna “athxna” Noureldin (eスポーツキャスター・元プロゲーマー)
  • Amy Harris (全米eスポーツ教育協会メンバー)
  • Todd Harris (Hi-Rez Studios共同創設者、米国eスポーツ連盟USEF会長)

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