元iBUYPOWERのCS:GO八百長問題に関するDaily Dotの取材にBraxton “swag” Pierce選手が応じ、事件の背景についてコメントしています。
CS:GO八百長問題に関するDaily Dotの取材にswag選手がコメント
先月末に、アメリカトップチームの選手達が試合における不正行為に荷担したことが明らかになり下記の通りの処分が下されました。
この事件は、Daily Dotの取材によって白日の下に晒され、記事をきっかけに荷担した関係者の処分が行なわれました。
そのDaily Dotが、処分の対象となった Braxton “swag” Pierce選手に取材を行ない、事件の経緯を紹介する追加記事を公開しました。
非常に長いのでかいつまんで紹介すると下記のような内容が含まれていました。
内容紹介
- チームのインゲームリーダーを務めるDazed選手が、賭けサイトでのオッズを見てゲームを捨てれば多くの報酬が手に入ると試合の30分前に提案してきた
- swag選手はとんでもない事だと思ったが、Steel選手が提案に同調した。
- swag選手と、Valveからの出場禁止処分を免れたskadoodle選手は提案に反対したが、最終的に試合に負けるという決定がくだされた
- この背景として、Dazed選手はアメリカ最高のインゲームリーダーの1人であり、試合中の態度も厳しく、意見が出来ないような状況があった
- しかし、今思えばこの時に「No」というべきであったと振り返るswag選手
- 八百長試合が行なわれた結果、共犯者のdboorn選手を通じて1人当たり1200ドル相当のアイテムが分配されることになった。skadoodle選手はこの時に分け前の受け取りを拒否した。swag選手は分け前を受け取ってしまった
- Valveが下したスポンサード大会出場禁止の決定を聞いた時に、swag選手は人生の半分近くを無駄にしたと感じたとコメント。自らのスキルを向上させるために他のプロよりも多くの時間をCS:GOに費やしていたため。しかし、今出来るのは自分を責めることだけ。※swag選手は15歳でプロデビュー。現在は18歳。
- iBUYPOWERへの疑惑が持ちがあったときに、swag選手はDazed選手に非を認めるべきだと進言したが、そんなことをすればESEAから永久追放されたり、他のリーグも追従する可能性があるとして聞き入れられなかった
- swag選手は反省の意を示すと共に、復帰のチャンスがもらえるならばどんなことでもしたいと思っているとコメントした
swag選手の主張が正しい物であれば、いくつかの抵抗をしたものの不本意ながらも八百長に荷担する事となり処分を受ける結果となってしまい非常に後悔している、ということになります。
この記事を受けて、Twitterに「#Freeswag」のハッシュタグが作られswag選手の復帰を応援するツイートが行なわれています。
MamEさん情報提供ありがとうございました。
情報元
今何でもするって言ったよね?
(何でもするとは言ってない
ん?今何でもするって言ったよね?