日本のLeague of Legendsチーム DetonatioN FocusMe が毎月の給与を得るプロゲーマーとして活動を開始することが発表されました。
チーム公式サイトでの発表によると、DetonatioNのLeague of Legends 部門として活動する2チームは以下のような待遇の元に活動を行なっていくとのことです。
DetonatioN FocusMe
DetonatioN RabbitFive
ゲーミングハウス支援
ゲーミングハウスは選手達が共同生活しながら練習を行なうシェアハウスとなります。
DetonatioN FocusMeには5人のレギュラーメンバーと2人のサブメンバーがおり、この7人に給与の支払いが行なわれるとのこと。これにより、選手達はフルタイムのプロゲーマーとなり、ゲームをプレーすることが職業となります。
日本では格闘ゲームにおいてすでに専業のプロゲーマーが複数登場していますが、MOBAのジャンルではDetonatioNが初となるケースかと思います。
このような素晴らしい日を迎えられたことを嬉しく、私自身が言葉にならないほど感動をしております。ゲーミングチームDetonatioNを設立してから2年と半年が経とうとしておりますが、私の夢の一つである「ゲームをプレイすることを職業とする」ことが、こんなにも早い段階で達成できるとは思っておりませんでした。支えて下さったスポンサー様、ファンの方々、e-sports関係者の方々、そしてDetonatioNという組織を信じ、ついてきてくれた選手・スタッフの皆様にお礼を申し上げたいと思います。
今回の発表は、日本e-sportsの歴史において偉大な一歩であり、これからプロゲーマーを目指す若者たちに勇気と希望を与えるものだと信じております。
我々は、まずは日本一を磐石なものとし、世界大会の決勝の舞台に立つことを目標にこれからも新たな道を切り開いて行きたいと思います。
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両チームは、1/24(土)より東京・秋葉原の「e-sports SQUARE」で開幕となる『LEAGUE OF LEGENDS JAPAN LEAGUE 2015』に出場していく予定です。
今回の発表では、選手の給与やゲーミングハウスの費用を支払う母体についての記載がありませんでした。
選手の給与額は不明ですが、経団連の調査(pdf)によると2014年の新卒給与水準は約16万(高校卒)~22万(大学院卒)とのことなので、仮に約20万円とすると7選手の給与で月に140万円、7人が共同生活する住居をロケーションにもよりますが仮に20万円ほどとして計算すると、LoLチームに投資される額は年間で2,000万円近くになります。
既存スポンサーがこの費用を負担しているのか、新たな資金提供スポンサーを獲得したのか、代表が宝くじを当てたのかなど色々想像は出来ますがいまのところこの点について正しい事はわかりません。
本日開催される『LEAGUE OF LEGENDS JAPAN LEAGUE 2015』のリリースには、開幕戦の閉会式にてチームより重大発表が行なわれるとの記載があったので、追加での新情報が明らかにされる可能性があります。
メンバー
実績
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